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東洋大学白山キャンパス8号館4階第33研究室

〒112-8600 東京都文京区白山5-28-20

阿寒湖畔温泉などの地域活性化方策に関する調査研究real estate

 
 毎年、9月に実施している北海道ゼミ合宿の機会を利用して、観光資源を活用した地域振興計画づくりのケーススタディなどを実施しています。

調査報告書(5期生(平成23年度)より実施)



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テーマ:阿寒湖畔温泉のお土産のあり方(H23)

○調査の背景及び目的
 阿寒湖畔温泉においては、観光客が年々減少しているとともに、商店街のお土産店が廃れてきています。このような状況を踏まえて、阿寒湖畔の活性化を図るために、「お土産」を対象として問題点や今後のあり方を調査検討しました。
○調査方法
 次の4つの調査を実施しました。
 @阿寒湖畔を訪れる観光客を対象としたお土産のニーズ調査(何が欲しがられているか)
 A観光事業者を対象としたお土産販売のニーズ調査(何を売りたいか)
 Bお土産の販売実態調査(何を売っているか)
 Cお土産屋のレイアウト調査(どのように陳列しているか)


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テーマ:阿寒湖畔温泉の郷土料理(ご当地グルメ)のあり方(H24)

○調査の背景及び目的
 阿寒湖畔温泉にも地域活性化の旗手となるようなご当地グルメは存在するのではないか、そしてその料理を広めることができれば観光客誘致に繋がるのではないかと考え、今回は阿寒湖畔温泉の“ご当地グルメ”に関する調査を行うこととしました。具体的には、観光客や旅行に行きたいと思う人が抱く現地の食に関する思いやイメージと現地の人々が観光客に食べてもらいたいと考える食への思いのズレが生じているのではないのかと考え、そのズレを検証すべく調査を行いました。

○調査方法
(1)若者を対象とした阿寒の食に関するイメージ調査
 阿寒独自の食材になじみをもたない首都圏に住む若者の阿寒の食に関するイメージの良し悪しや阿寒のご当地グルメの認知度の調査
(2)観光客を対象とした阿寒の食に対するニーズ調査
 実際に阿寒湖畔温泉を訪れている観光客が、阿寒の食に対してもつイメージの良し悪しや阿寒が持つ魅力のなかで食の魅力はどのくらいの割合なのかを調
(3)食の販売実態調査調査
 実際に阿寒湖畔周辺にある飲食店で売っている料理、また事業者が売りたい料理を調査


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テーマ:阿寒湖畔温泉の郷土料理(ご当地グルメ)のあり方(H25)

○調査の背景及び目的
 以前は阿寒湖と言えば「遊覧船に絶対に乗る」というほどに繁盛した観光汽船であったが、最近では観光汽船の利用者数は減少傾向にあります。このため、阿寒湖畔の観光客誘致につなげる為には観光汽船は今後どのようにあるべきなのか、そして観光汽船の利用客数をあげるためにはどのような施策が考えられるのかを考えるために、“阿寒観光汽船”に関する調査を行なうことにしたものです。

○調査方法
 調査は、三つの項目に分けて行いました。一つ目は、「遊覧船に対する意識調査」、二つ目は「観光客を対象とした阿寒湖の遊覧船に対する調査」、そして三つめは「遊覧船乗客の動きに関する調査」です。

1)若者の遊覧船に対する意識調査
 阿寒観光汽船について調査をする前に、遊覧船自体は若者にどう思われているのか、首都圏に住む若者の遊覧船に対する関心や、認知度を調べるために行った。ここで若者を対象とした理由は、これから多くの旅行をするであろうことが考えられ、またこれからの将来を担っていく世代であると考えがえたからである。
 主な調査項目は、遊覧船の乗車欲求、どんな遊覧船に乗りたいと思うか、遊覧船に乗りたくない理由、遊覧船のある観光地を訪れた経験、遊覧船の良かった点、どんな遊覧船なら魅力的か、である。具体的な調査の実施方法であるが、阿寒湖調査班が作成したアンケートを性別・学年・学科を問わず、東洋大学第一キャンパスの学生に対して行った。

(2)観光客を対象とした阿寒湖の遊覧船に対する調査
 実際に阿寒湖畔を訪れている観光客が、阿寒観光汽船を利用する割合はどのくらいなのかを調査するために行った。
 主な調査項目は、被験者の属性、遊覧船の乗船有無、またその理由、再度遊覧船に乗船したいかどうか、またその理由である。具体的な調査の実施方法であるが、事前に阿寒湖調査班が作成したアンケートに従って、観光客に対してヒアリングを行いながら実施した。

(3)遊覧船乗客の動きに関する調査
 実際に阿寒観光汽船の乗客の動向を観察し、乗客が興味を示すポイントや、飽きてしまうポイントを発見し、問題点と課題を調査するために行った。
 主な調査項目は、被験者の属性、景色に夢中になっている時間、興味をなくすまでの時間、寝始めるまでの時間、マリモ展示観察センターでの様子、写真を撮ったポイントである。具体的な調査の実施方法であるが、事前に阿寒湖調査班が作成した調査票に従って実際に遊覧船に足を運んで乗客の観察調査を行った。



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テーマ:阿寒湖畔温泉におけるエコツアーの実態と展望(H26)


○調査の背景及び目的
 調査を行うにあたっては、阿寒において観光客が年々減少していることと、それに対して、新たに現在存在する観光資源を十分に活用することができているのかという点に疑問を持った。そこで阿寒で盛んになりつつあるエコツアーがどれだけ活用されているのかをテーマとして調査を行うことにした。

○調査方法
調査は、次のとおり二つの項目に分けて行った。一つ目は、「エコツーリズムと北海道についてのアンケート」、二つ目は「観光客を対象とした阿寒のエコツアー利用実態調査」である。
@エコツアーと北海道の意識調査
 阿寒のエコツアーについて調査をする前に、エコツアーは若者にとってどれほどの認知度があるのか。今まででエコツアーを体験したことがある人は、どのような機会にどのような種類のエコツアーを利用したことがあるのか。全体として、今後体験してみたいエコツアーの種類はどのようなものなのか。また、首都圏の若者は阿寒に魅力を感じているのかを調べた。ここで、対象を首都圏の若者にした理由は、これから多く旅行をする機会があるであろうという点と、これからの社会を担っていく若者にエコツアーの魅力を感じてもらい、体験することのきっかけになってもらいたいと考えたからである。
A観光客を対象とした阿寒のエコツアー利用実態調査
 @ではエコツアー全般についての調査であったが、Aでは阿寒のエコツアーに絞り調査を行った。阿寒を訪れた観光客は何を目的に阿寒を訪れたのか。旅程にエコツアー体験は含まれていたのか。また体験した人には、体験してみて感じたこと。体験していない人にはなぜ体験しなかったのか等を調査した。上記から阿寒の観光地としての位置づけ、また、阿寒のエコツアーに対する認知度、満足度を測るために調査した。


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テーマ:阿寒湖畔温泉のお土産のあり方(H27)

○調査の背景及び目的
昔はマリモを見るために阿寒湖へ行くと考えられていたが現在の観光客は阿寒湖とマリモを繋げて考えているのか、また、今後阿寒湖とまりもの関係性はどのようにあるべきなのか「阿寒湖とマリモ」に関する調査を行うことにした。調査を行う前に、自分たちは阿寒湖とマリモにおける問題点を議論した。第一に、マリモに対してのイメージが昔と変わってきているのかどうかという点、第二に、現在のマリモのイメージを踏まえて阿寒湖にとってマリモは貴重な観光資源になりえるのかという点があげられた。上記のことを踏まえて、阿寒湖畔にとってマリモは今もなお観光資源として魅力的で大きな存在であるのかどうか、現地の人々と観光客との意見の相違があるのではないかと考え、そのズレを検証すべく調査を行った。
○調査方法
 調査は次のように二つの項目に分けて行った。一つ目は、「阿寒湖のマリモに関するイメージ調査」二つ目は、「阿寒湖のマリモにおける実態調査」である。
@ 阿寒湖のマリモに関するイメージ調査
阿寒湖のマリモについて現地で調査をする前に、マリモはこれから観光する可能性のある人たちにとってどれほど関心や認知度があるのかを調べるために行った。ここでこの調査を行った理由は、阿寒湖=マリモという認識は現在もあり、阿寒湖へ行くという動機の一つになりえるのかと考えたからである。
A 阿寒湖のマリモにおける実態調査
@では旅行する人たちにとってのマリモのイメージ調査であったが、Aでは実際に現地へ旅行する人たちに対してアンケート調査を行った。



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テーマ:滞在型観光地としての阿寒湖畔及びアイヌ文化に関する調査報告(H28)

温泉があり「マリモ」で知られている阿寒湖畔は、ここ30年で観光客が半減した。北海道全体での観光客数が上昇傾向にある中、阿寒湖畔への観光客はなぜ半減してしまったのか。その要因を追求すべく、次の調査検討を行った。
1) 阿寒湖畔への観光客の減少の原因を深堀りし、通過点としての阿寒湖から中・長期滞在向けの阿寒湖畔にするための提案の検討
2) マリモという過去に頼った知名度向上ではなく、その他の魅力ある観光資源や新たな阿寒湖観光の形をPRする方法の検討



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テーマ:城沼・多々良沼の親水性向上に関する調査報告(R2〜R3)
 ※ゼミ活動報告書としてとりまとめ

群馬県の城沼・多々良沼では、自然再生推進法に基づき、協議会が組織されて自然再生事業が行われている。東海林ゼミでは、ゼミ活動の一環として、親水性向上を図るために、課題分析や対応策の検討調査を行った。


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