WWWサイトの構築


格言「インターネットができるとは、情報発信ができることだ。」

WWWサーバの選定(ISPのWWWサーバ、Cobalt Cube)
 大学の授業で、学内サーバにホームページを作成できるかもしれない。その場合、商業活動はできないし、授業が終了すると閉鎖されるかもしれないので、よそに自分のホームページをもつほうがいいかもしれない。
 ISPに加入するとホームページ領域をもらえる場合がある。
 無料サーバは、たくさんある。Goo検索「無料 ホームページ」
 年額6千円位で、独自ドメイン(例:http://www.basuga.com/)がもてるらしい。

ホームページ公開の手順
 開設準備が必要。
 作成手順:自宅でHTML書類を作成→自宅で確認→FTPソフトで転送(必要ならパーミッションを設定)→ネットで確認を繰り返すことになる。

開設準備
 WWWサーバに自分のための領域を確保しておく。これから作成するHTMLファイルをアップロードするために、ID+(自分で考えたパスワード)が必要。
 自分のパソコンに、homepageという名称のフォルダーを作成し、自分がこれから作成してゆく、あらゆるホームページ素材をそこに保管しておこう。こうしておくと、たとえWWWサーバがクラッシュして(クラックされて)過去の遺産が全部消滅しても、再びhomepageというフォルダーの中身をアップロードすれば、現状回復することができる。

HTML(Hyper Text Markup Language)ファイルの作成

基本構造

 まずはとにかく、HTML文書(HTML基本骨格+画像+リンク)を作成してみたい。
 参照:基本構造 
 上記の参考Webページの中身を見てみよう。「表示」メニューの「ソース表示」。
 自分のパソコンのエディター(メモ帳/NotePad/SimpleTextなど)で、このような文書を作成して、名前をつけて保存しておく。ひとつめのWebページのファイル名は「index.html」に決まっている。

確認

 作成したHTMLファイル(index.html)を、ブラウザで表示させて、意図したように表示されるかを確認する。Winならダブルクリックで、自動的にブラウザが起動し、ホームページが表示される。Macなら、それをブラウザの上にドラッグ&ドロップする。

拡張子に注意:ファイル名をindex.htmlとして保存したにもかかわらず、フォルダー表示したときにアイコンの下に、indexとしか名前が表示されないことがある。それは、「登録された拡張子は表示しない」設定になっているからである。これでは困るので、すべての拡張子を表示するように設定すること。Winの場合、コントロールパネル(あるいはフォルダー表示画面[エクスプローラ])から、フォルダーオプション→詳細を選択し、「登録された拡張子は表示しない」チェックボックスのチェックをはずすこと。

修正

 意図したようにブラウザで表示されないときは、エディタで修正を行う。しかし、Winの場合、そのままindex.htmlのアイコンをダブルクリックしても、ブラウザで表示されるだけなので、修正ができない。index.htmlアイコンを右クリックして、「アプリケーションで開く」を選択し、メモ帳やNotePadなどで修正せよ。修正したものを上書き保存し、ブラウザで確認せよ。

 いまはまだ、インターネットに公開されていない。自分のパソコンの中だけにある。
 参考文献:『HTML入門』とか『できるホームページ』とかなんとか。

ファイル転送(ftp)パーミッション

 WWWサーバ(たとえばToyNetのWWWサーバ)に、HTML文書を転送したい。FTP転送ソフトを起動し、WWWサーバにログインする。ToyoNetの場合、さらにpublic_htmlフォルダーに移動する。そこに、HTML文書や画像ファイルを転送する。  注意:ソフトによってはファイルの種類に応じて、意図しない拡張子がつけられたり、内容が変換されたりして送信されたりする場合がある。とくに、初心者がMacのFetchというソフトで送信するとき、変換しないで、つねに「生データ(binary)」として送信するように設定すると、安全かもしれない。  特殊なファイル(とくにCGIプログラム)の場合には、パーミッション変更をする必要がある。FTP転送ソフトを終了する。
 これを「アップロード」という。自分からサーバに向かってデータが移動することである。「わたしがここにアップロードしたので、あなたがダウンロードしてください。」という風に使用する。
 これで、インターネットに公開され、世界からあなたのホームページが見えることになる。よりよいものにするために、さらなる精進を重ねること。

簡便な方法

 HTMLを作成する簡便な方法はある。たとえば、HTML文書作成支援ソフト(商品やフリーソフト)の場合、大学のPC教室のパソコンに「ホームページビルダー」があるかもしれない。あるいは、ワープロ(たとえばMicrosoft Word)で文書を作成し、それを「HTML文書として保存」すれば、できあがり。

 ISPに加入するとホームページ領域をもらえる場合がある。しかも名前と項目を入力するだけで簡単にホームページができたりする。とりあえずやってみて、ブラウザで表示し、ソースを見てみよう。研究素材/体験として利用するのには使えるかもしれない。しかし、やっぱり自分でタグ入力して、HTMLファイルを作成できるようになっておこう。

WWWサーバの使い方

 1)Webページの公開
 2)バックアップ
 3)大量データの中継 利点:電子メールに添付しない、他人からは見えない。

階層ディレクトリー(フォルダー階層)

1)階層構造が
             ┌ jazz
  homepage --- music --- jpop --hiro1.mp3
        ├ video
        └ image --- photo1.jpg
となっているとき、ファイルhiro1.mp3のURLは、例えば、
  http://サイトアドレス/~nm010956/music/jpop/hiro1.mp3
となる。
2)各サブディレクトリーにも、index.htmlを置くのがふつう。
 URLをファイル名まで指定せず、フォルダ名まで指定したとき、通常は、そのフォルダー内のindex.htmlを表示しようとする。index.htmlが存在しないときは、そのフォルダー内のすべてのファイル名のリストを表示する。
3)同一サイト内のファイルは、相対パスで指定する。
例:静止画の表示 <IMG src="image/photo1.jpg">写真です</A>

Office文書のアップロード

 ドキュメント(たとえばOfficeで作成した文書)を、そのままWWWサーバにアップロードしておくことができる。

1)拡張子をつけること(Word文書.doc、Excel文書.xls)。
2)ブラウザでダウンロードできる。
3)いきなり表示されることもある。メモリー必要。
4)データ保護されてないなら、他人がそれを修正できる。

各種データを付加する

 クリックすると音楽データ(midi、MP3)をダウンロードできるようにするには、単にそのデータをアップロードして、そのファイルにリンクを張れば(「A」タグを利用すれば)よい(前述:階層ディレクトリの相対パス)。
 いきなり音楽を鳴らすには、Embedタグを利用すればよい。ただし、相手がそのデータを鳴らす/表示するプラグインをもっている必要がある(後述)。
 いきなり画像が動くようにするには、それなりのソフトウエアを入手し、アニメーションGIFを作成し、それをアップロードする。IMGタグをそのまま利用する。
 参照「静止画/動画/アニメーション
 参照「音を楽しむ

 フリー素材を活用することもできる。Yahoo検索「フリー素材」。




ホームページを「さらに」豊かに

パワーアップ
 JavaScript、スタイルシート、CGIを利用して、あなたのホームページをパワーアップしよう(後述)。
 参考:とほほのWWW入門 http://tohoho.wakusei.ne.jp/
 参考:Biglobeパワーアップ http://kingdom.biglobe.ne.jp/product/manual.html

他人のホームページを参考にする。

 気に入ったホームページのソースを表示させて研究する。表示メニューからソース表示を選択する。参考:ToyoWave http://www.toyowave.com/
 例:新ウインドウを開いて表示する
 <A href="next.html" target="_blank">クリック項目</A>

プラグインで表示させる
 Embedタグ を使うと、各種のマルチメディア素材をプラグインソフトでインライン表示させることができる。参照「プラグイン

携帯電話対応ページを作る

JavaScript
 Webページに動きを与えるために、ちょっとしたプログラム(スクリプトという)を書き込んでおくことができる。Webページを読み込んだブラウザが、それを解釈し実行する。参照「JavaScript

スタイルシート
 Webページの文字や画像の属性(色、サイズ、フォントの種類など)に、ちょっとした変化を与える。  参照:「スタイルを指定する

CGI (Common Gateway Interface)

 CGI機能を使って、インタラクティブなWebページを作成することができる。要するにプログラムを作って、サーバに置いておく。Webページのリンクをクリックすると、そのプログラムがサーバ上で動きだして、応答するのである。プログラミングができれば、相当に柔軟で複雑な仕事をやらせることができる。
  参照「CGI

JAVA Applet

 Java言語で書いたプログラムをブラウザで動かすことができる。JavaAppletはツールを使って、本格的にプログラミングするものである。Java Appletなら、どんなブラウザーでも動くので、公開するときには便利である。ブラウザはJava Appletをサーバから読み込んで、ブラウザの内蔵あるいはプラグインのJVM (java virtual machine)で実行する。複雑なプログラムも可能なので、JavaScriptとは異なり、動画も表示できるしシミュレーションもできる。
 参照「JavaApplet

その他のちょっとした機能
 SSI (server side include)機能
 PHPの埋め込み
 他人のホームページを参考にする。気に入ったホームページのソースを表示させて研究する。
 参考文献:『WWWサーバを構築する』とかなんとか。

用心と配慮
 ブラウザの種類に応じて異なる表示や動きをする。
  → 参照「プラグインとActiveXを混合する
  → 参照「相手に応じてスタイルを変更する
 リンクフリー明示と著作権表示 「2001(C)旭貴朗」などと表示する
 ロボット収集への対処 http://www.zdnet.co.jp/magazine/pcjapan/0008/sp2/02.html
 アクセス権の設定

WWWの動向(DHTML、CSS、XML)

 WWWは進化している。DHTML (Dynamic HTML)、CSS (Cascading Style Sheet)、XHTMLなど、結構話題が豊富なので、初心者向けパソコン雑誌などで紹介されることも多い。
 標準はW3C (WWW Consortium) で決められる(最新情報源)。
 団体:W3C http://www.w3c.org/

 とはいえ、Webページ表示のための規格は成熟した、HTML4.0でほぼ固まったと考えていいのではないか。

 むしろ、最近の話題は、XML (Extensible Markup Language)などで「ネットでスマートな商用サービスを提供する」ことに変化してきている。ネット上には、さまざまな商用サービスが提供されている。これらを組み合わせると、もっと使いやすい新しいサービスが創出できるはずだ。

 まず既存の企業は、自社が提供するWebサービスをWSDLで記述し、UDDIサーバに登録しておく。別の企業が新しい複合サービスをユーザに提供したいとき、UDDIサーバを検索し、ネット上の既存サービスを探す。

 相手が見つかり、業務契約したら、SOAPプロトコルに準拠して、XML文書を交換しながらサービスを利用する。組み合わせることで新しいサービスを創造するのである。

 注:WSDL(web services description language:Webサービス記述言語 IBM+Microsoftが策定したもの)、UDDI (Universal Description, Discovery, and Integration)、SOAP(Simple Object Access Protocol) 、XML (eXtensible Markup Language) 。すべての仕様は公開されている。

 Microsoft社は、そのために必要なプラットフォームを提供してゆくことにしているようだ。たとえば、MS Passportは、個人認証のためのプラットフォームである。認証ができれば、企業がその人に安心してサービスを提供し、お金をとることが可能になる。反面、消費者にとっては、自分のプライバシーが監視されるという危険性もある。

 参照:「OSの変化
 参考:@IT http://www.atmarkit.co.jp/
 参考:
 SOAP1.1仕様 http://www.trl.ibm.com/projects/xml/SOAP1.1-j-ibm-revision2.html
 UDDI2.0データ構造仕様API仕様 http://www.uddi.org/
 WSDL仕様 http://www.microsoft.com/japan/developer/workshop/xml/general/wsdl.asp