音を楽しむ

1。音楽のデジタル処理

・PCM(Pulse Code Modulation)方式
 ライブ演奏、スタジオ録音など、「マイクを通して」収集したアナログ音声のデジタル処理で、会場の雰囲気、臨場感を含めて録音される。
・MIDI(Music Instruments Digital Interface)方式
 デジタル楽器(音源装置含む)の演奏と聴くことに適する。作曲のはじめから一貫してデジタル処理をしている。アンサンブル、シンフォニーまで構成できるが、生音声(ボーカル)は録音できない。
・混合タイプの演奏会
 MIDIで作曲し、デジタル楽器を演奏しながら、ボーカルが歌う。ボーカルを含めてマイクで録音し、PCM方式でデジタル化する。それを音楽CDやMP3に記録し、配付する。

2。PCM録音(アナログ音声のデジタル処理)

音楽CD(CD-DA形式)

CD-DA記録
 サンプリング周波数 22KHzまたは44.1KHz
 トラック=サンプリング周波数+{信号レベル値}
        例:44.1&{380, 390, 410, ...}をデジタル化して記録
フォーマット
 物理的には、穴のあるなし(光の反射の濃密)
 論理的には、CD番号+複数の(トラック+誤り訂正)

注意:直列構造であって、階層構造(分類)はない。各トラックに名前はない。したがって、ジュークボックスソフトのなかで、名前をつける必要がある。

音楽データの処理

 ジュークボックスソフト Mac: iTunes, Win:RealJukeBox

  RealJukeBoxは、録音もできる。参考:Real http://www.real.com/
  iTunes for macは、OSに付属する。

3。DTS (digital theater system, 5.1ch)

 前(右、中、左)+後ろ(右、左)+サブウーハの6チャンネルを録音して、サラウンドサウンドを実現する技術のこt。ドルビーデジタル(AC-6)とは規格が異なる。
 →サウンドカードが両方に対応しているものがでてきた。
 →DVD-Videoは、両方に対応している。

4。MIDIのデジタル処理

抽象的構造


 シーケンサーで作曲し、音源装置(hard, soft)で鳴らす。
 音楽キーボードで入力し、シーケンサーソフトで修正しながら作曲する。
 音色にこだわるなら、シンセサイザーで、音づくりをする。
 参考:ヤマハ http://www.yamaha.co.jp/xg/reading/

作曲のための具体的構成

 その他に、アルゴリズミック・コンポジションというのがある。音楽の技法をコンピュータにプログラムして、音楽をつくり出すという。コード進行のパターン、和声法、対位法などを、コンピュータに記憶させておき、それを利用しながらコンピュータに演奏させる。というものらしい。
 Vector Audio:Sseyo http://www.sseyo.com/
 窓の杜検索:キーワード「Magic Session」
 ソフト検索:キーワード「Melody Assistant」

こだわった音色をつくる


5。他人に聞かせる

 生演奏を聞かせる
 CD-Rに焼く
 ホームページで公開する。

6。その他の資料

 参照:デジタル音楽の世界