なんと、Windows OSでのInternet Explore 5.5 以降は、Plugin機能を止めてしまった(サポートしなくなった)。最新版IE on Winでは、ActiveXコントロールだけを解釈して実行することができる。ところが、Macintosh上のIEは、依然としてplug-in機能をもつし、Netscape Navigaterは、WinでもMacでもplug-in機能をもっている。この混在性のため、次のような2つの問題が発生する。
(1)Plug-inとの混在
まず、ふつうのPluginはどうなるのか、という問題(その1)である。たとえば、QuickTimeムービーを表示するには、もともとPluginが必要であった。しかし、IE on Winのために、特別にEmbedタグをObjectタグで包むように、混合して用いる必要があります。
例1(QuickTimeムービーの表示):
参考:apple社 http://www.apple.co.jp/quicktime/
(2)Javaアプレット
さて、Javaアプレットを表示するには、もともとappletタグがあるので、これを使えばよい。一応は「どのブラウザでも」動かすことができる。しかし、そのままでは、古いJava開発環境で作成したアプレットが動くだけである。Java2などの最新版(とくにswing部品)で開発したアプレットは、ふつうのブラウザの組込みJVMでは動きません。ここでの問題(その2)は、ブラウザ組込み済みのJVMは、いつも古いものだということです。
したがって、Java2などの最新版(とくにswing部品)で開発したアプレットをブラウザに表示してもらうには、最新版JVMをActiveXコンポーネントまたはplug-inとして、ブラウザに組込んでもらう必要があります。そのため、上記と同じように、IE on Winのために、特別にEmbedタグをObjectタグで包むように、混合して用いる必要があります。
例2(Javaアプレットの表示):
参考:Sun社 http://java.sun.com/products/plugin/
または、同サイト内検索:キーワード「Plugin html tag」。