CGI



CGI (Common Gateway Interface)とは

 CGI機能を使って、インタラクティブなWebページを作成することができる。要するにプログラムを作って、サーバに置いておく。Webページのリンクをクリックすると、そのプログラムがサーバ上で動きだして、応答するのである。プログラミングができれば、相当に柔軟で複雑な仕事をやらせることができる。
 参考:JavaScriptとFORMタグを利用した「入力項目チェック
  および、そこで使用したPerl-CGIプログラム
 参考:Perl言語による訪問者カウンタCGI
 例:公開伝言板(電子掲示板、BBSのこと)
 参考:Web裏技 http://www.rescue.ne.jp/ の「初心者向けミニ講座」

CGI言語 (unix: Perl+C、mac: AppleScriptやMacPerl)

 サーバがUnixならC言語でCGIプログラムを作成することができる。サーバがWindowsなら、active-Xも使える。サーバがMacintoshなら、AppleScriptが使える。しかし、多くのサーバ(およびMac OS X)はUnixであり、Perl言語をサポートしている。これは、ネットワークに限らずデータ操作(テキスト処理)が得意な言語である。
 参照「プログラミング言語

レンタルサービス

 自分で作れないときは、無料サービスを活用できる。
 あなたのWWWサーバそれ自体が、貸してくれるかもしれない。
 無料レンタルサービスもある。
  訪問者カウンタのサービス http://www.counter.com/
  レンタル伝言板 http://www.tcup.com/
 そこに、それを作ってもらい、自分はそこへのリンクを張ればいい。

CGI作成への第1歩(借用する)

 しかし、レンタルサービスに頼るのでは技能向上につながらない。とはいっても、いきなり完全なコードを記述してゆくのは初心者には無理である。そこで、まずは借用する、まねをする、というところから始めたい。実は、世の中にはプログラミングの好きな人がいる。彼らがPerl言語で作成した、多くのフリーCGIがネットで公開されている。これらは、ちょっとした修正だけで使えるようになる。カウンタや掲示板くらいは、自分で設置してみよう。初心者は、ここらへんから勉強を始めるのがいいかもしれません。そして中身を見よう(コードを研究しよう)。そして意味が分かるようになろう。

 参考:とほほのWWW入門 http://tohoho.wakusei.ne.jp/
 参考:Web裏技 http://www.rescue.ne.jp/
 窓の杜検索:キーワード 「かんたんCGIメーカー」

訪問者カウンターの設置

 上記「Web裏技」にて「SSIが使えないサーバでCGIアクセスカウント」を入手する。エディターで、わずかな修正をほどこす。それをWWWサーバにアップロードする。パーミッションの変更を忘れないこと。
 注:SSIが使えないサーバが多くなった。
 注:IMGタグを使う理由は、Webページのロード時に自動的に起動できるから。しかし、反応は画像でなくてはならない。cgi-binフォルダーを作って、そこに配置すること。

Perl-CGIの研究 (勉強すべき項目)

 Perl実行ソフトの所在
 MIMEタイプ(text/html)
 putとgetの違い
 入力文字列の処理方法
 漢字コードの統一(jcode.plの利用)
 処理手順(アルゴリズム)
 できれば、cookie処理、アクセス制限
などであろう。
 学習素材は、たとえば、上記「Web裏技」のカウンタやminibbs.cgi 。