Java Applet


 Java言語で書いたプログラムをブラウザで動かすことができる。複雑なプログラムも可能なので、JavaScriptとは異なり、動画も表示できるしシミュレーションもできる。Java Appletなら、どんなブラウザーでも動くので、公開するときには便利である。

 しかし、重たいJVM(java virtual machine)を起動したうえで、そのプログラムを実行するので時間がかかるのが欠点である。とくに動画はメモリを消費するので最近は敬遠されている。JavaのかわりにFlashアニメーションが多用されるようになってきた(2002年)。

Java Appletを作成する。

 JavaScriptとJAVA (Java Applet) は異なるものである。JavaScriptはHTML文書のなかに書き込むものであり、JAVAはツールを使って、本格的にプログラミングするものである。JavaAppletは、ふつうのJavaプログラムを作成するのと同じ要領で作成するのであるが、とくに「これはAppletだ、と指定して」作成するのである。そして、それをWWWサーバに転送しておく。ブラウザはJava Appletをサーバから読み込んで、内蔵あるいはプラグインのJVM で実行する。

 作成ツールは、無料配付のJDK (Java Development Kit)がある。より本格的に作成するための支援ソフト(商品:JBuilderなど)もある。
 参照:Javaについて
 参考文献:『Java2』

 参照:JavaAppletで3D動画を表示させる