2005年研究業績・論文

曽我麻佐子,安田孝美,横田茂樹,海野敏
「3DCGによるバレエ振付のための体系的符号化と創作支援システム」 ,芸術科学会,vol.3,no.1,pp.96-107(2004-3).
▼概要
バレエの振付をWeb環境で対話的に創作し、3次元アニメーションによってシミュレーションするシステム“Web3D Dance Composer”を開発した。バレエの実用的な教育支援システムとなるように、バレエ動作の体系的符号化と、創作支援システムの開発を行った。この体系的符号化に基づき、バレエ教師がレッスン用の振付を効率的に創作するための支援システムとして、動作連結の自動制御、ランダム選択機能、自動振付機能、蓄積・再利用機能を導入した。創作支援システムの有用性を評価する実験を行い、その結果を考察した。
曽我麻佐子,安田孝美,横田茂樹,海野敏
“A System for Choreographic Simulation of Ballet Using a 3D Motion Archive on the Web,” Articulated Motion and Deformable Objects 2004,LNCS 3179,pp.227-238(2004-9).
▼概要
モーションキャプチャシステムによって採取した三次元モーションデータを用いて、バレエの振付を創作、蓄積、共用する“Web3D Dance Composer”を開発した。作成した振付をWeb上で保存・再利用するために基本ステップの符号化を行い、振付支援システムとして動作連結の制御機能と自動生成機能を開発した。これにより、バレエ教師がバレエ・レッスン用の振付を効率的に創作することが可能になった。
曽我麻佐子,海野敏
「3DCGを用いたバレエレッスン用振付の自動生成システム:モーションデータアーカイブの舞踊教育への応用」 ,情報処理学会研究報告,vol.2004,no.17,pp.253-258(2004-12).
▼概要
バレエ基本ステップのモーションデータアーカイブを利用して、レッスン用振付を自動生成するシステムを開発した。バレエ教師を対象とした振付の創作支援ツールや、生徒を対象とした自主学習支援ツールとして、実用可能なシステムの実現を目的としている。実用的な振付を生成するために、自動振付アルゴリズムとして、連結するステップの選択に関して多数の制限を導入した。専門家の評価により、実際のレッスンでの実用可能性が確認された。

2004年研究業績・論文

曽我麻佐子,安田孝美,横田茂樹,海野敏
「3DCGによるバレエ振付のための体系的符号化と創作支援システム」 ,芸術科学会,vol.3,no.1,pp.96-107(2004-3).
▼概要
バレエの振付をWeb環境で対話的に創作し、3次元アニメーションによってシミュレーションするシステム“Web3D Dance Composer”を開発した。バレエの実用的な教育支援システムとなるように、バレエ動作の体系的符号化と、創作支援システムの開発を行った。この体系的符号化に基づき、バレエ教師がレッスン用の振付を効率的に創作するための支援システムとして、動作連結の自動制御、ランダム選択機能、自動振付機能、蓄積・再利用機能を導入した。創作支援システムの有用性を評価する実験を行い、その結果を考察した。
曽我麻佐子,安田孝美,横田茂樹,海野敏
“A System for Choreographic Simulation of Ballet Using a 3D Motion Archive on the Web,” Articulated Motion and Deformable Objects 2004,LNCS 3179,pp.227-238(2004-9).
▼概要
モーションキャプチャシステムによって採取した三次元モーションデータを用いて、バレエの振付を創作、蓄積、共用する“Web3D Dance Composer”を開発した。作成した振付をWeb上で保存・再利用するために基本ステップの符号化を行い、振付支援システムとして動作連結の制御機能と自動生成機能を開発した。これにより、バレエ教師がバレエ・レッスン用の振付を効率的に創作することが可能になった。
曽我麻佐子,海野敏
「3DCGを用いたバレエレッスン用振付の自動生成システム:モーションデータアーカイブの舞踊教育への応用」 ,情報処理学会研究報告,vol.2004,no.17,pp.253-258(2004-12).
▼概要
バレエ基本ステップのモーションデータアーカイブを利用して、レッスン用振付を自動生成するシステムを開発した。バレエ教師を対象とした振付の創作支援ツールや、生徒を対象とした自主学習支援ツールとして、実用可能なシステムの実現を目的としている。実用的な振付を生成するために、自動振付アルゴリズムとして、連結するステップの選択に関して多数の制限を導入した。専門家の評価により、実際のレッスンでの実用可能性が確認された。

2003年研究業績・論文

曽我麻佐子,安田孝美,海野敏
「クラシックバレエの振付を支援するWebベースのモーションアーカイブと3DCG振付シミュレーションシステム」 ,情報処理学会論文誌,vol.44,no.2,pp.227-234(2003-2).
▼概要
身体動作を対象とした情報組織化の実践的研究として、クラシックバレエの振付支援システムを開発した。これを用いることで、バレエの振付をWeb上で対話的に創作し、それを3次元CGアニメーションで再生することができる。研究全体を構想し、本論文ではおもに第2章「バレエ動作の要素化と構造分析」、第6章「システムの評価」を分担執筆した。第2章では、バレエの基本ステップの網羅的収集とその階層分類、および各ステップの構造分析を行っている。第6章では、評価実験を行ってシステムの有用性を確認している。
曽我麻佐子,安田孝美,海野敏
「バレエ創作を支援するWebベースの振付シミュレーションシステム」 ,電子情報通信学会技術研究報告,vol.102,no.660,pp.71-74(2003-2).
▼概要
"Web3D Dance Composer"と名づけたクラシックバレエの振付支援システムを開発した。まず、バレエ動作の要素化と構造分析について論じた。次に、バレエのモーションデータをWeb上で共有するために必要なデータ標準化の手法と、振付をシミュレーションするために必要な3次元CGアニメーションの生成手法について論じた。さらに、"Web3D Dance Composer"の仕様を解説した。これは、バレエのレッスン用振付をWeb上で対話的に創作し、それを3次元CGアニメーションで再生できる振付シミュレーションシステムである。このシステムを用いた実験を行い、その結果を考察した。
海野敏
「身体動作を対象とした情報組織化の理論と実践:バレエ基本ステップの3次元モーションデータベース開発」 ,東洋大学社会学部紀要,vol.41,no.1,pp.131-167(2003-11).
▼概要
身体動作情報を対象とした情報組織化について、バレエの振付/演舞で出現する定型的基本動作を具体的事例として論じた。バレエの基本動作の1次情報化については、モーションキャプチャシステムを用いて3次元モーションデータを採取し、これを舞踊技法の様式に従って時系列的に基本動作へ分節化する方法を提案した。バレエの基本動作の2次情報化については、舞踊技法の様式に基づいてレッスン用の基本ポーズ104個、基本ステップ665個を網羅的に列挙して符号を与え、これらを組み合わせてバレエの動作パターンとレッスン用振付を定型的に記述する手法を提案した。
曽我麻佐子,安田孝美,横田茂樹,海野敏
「3DCGによるバレエ教育用振付の創作・蓄積・共有システム」 ,第19回NICOGRAPH論文コンテスト論文集,pp.111-116(2003-11).
▼概要
バレエ・レッスン用の振付を創作、蓄積、共用できるシステムを開発した。作成した振付をWeb上で保存・再利用するために、基本ステップの符号化を行った。さらに、バレエ教師が振付を容易に作成できるようにする振付支援システムとして、演技不可能な動作連結の制御機能と、振付の自動生成機能を導入した。これにより、バレエ・レッスン用の振付を効率的に創作することが可能になった。

2002年研究業績・論文

曽我麻佐子、安田孝美,海野敏
「Webベースの対話型バレエ振付シミュレーション・システムの試作と評価」 ,学術科学会,vol.1,no.1,pp.30-38(2002-3).
▼概要
クラシック・バレエの振付をWeb上で対話的に創作し、3次元CGアニメーションでシミュレーションできるシステムを試作し、評価した。ユーザにはバレエ教師を想定し、利用目的には、基本ステップの組み合わせをレッスン用に短時間で多数創作することを想定した。振付を支援する機能として、プレビュー機能、速度変更機能、編集機能を実装し、人体モデルの選択、背景の選択などができるように整えた。バレエ教師によってシステム評価を行い、実際に使用可能なレッスン用振付が本システムで創作できることを確認した。

2001年研究業績・論文

曽我麻佐子,安田孝美,海野敏
「Webベースの対話型バレエ振付シミュレーション・システムの開発」 ,NICOGRAPH論文コンテスト論文集,vol.17,pp.191-196(2001-11).
▼概要
モーションキャプチャを利用して、プロのバレエダンサーの実演からモーションデータを採取し、それをもとにクラシック・バレエの振付を3次元CGアニメーションでシミュレーションできるシステムを開発した。基本ステップのアニメーション情報はVRMLで記述し、ステップの連結と振付アニメーションの生成にはVRMLの外部ファイル参照機能およびJavaScriptを利用した。
曽我麻佐子,遠藤守,安田孝美,海賀孝明,海野敏
「モーションキャプチャで取得した舞踊データのH-animによる標準化とその応用」 ,人文科学とコンピュータシンポジウム論文集,no.18,pp.41-48(2001-12).
▼概要
モーションキャプチャで採取した舞踊データを複数のシステムで共用できるようにするため、人体アニメーションの記述規格として提案されているVRML H-animに基づいて,クラシックバレエのモーションデータアーカイブを構築した。H-animで記述を標準化することにより、人体モーションデータの共用と再利用が容易になった。