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モータの動作確認program

開発環境の設定

・モータを動かすプログラムを書いて,転送するために,開発環境の設定を確認します.
・ロボットをUSBケーブルでコンピュータに接続して,デバイスドライバでCOMポート番号を確認します.
・arduino1.0.5-r2を起動します.      

  1. メニューの「ツール」を選び,「マイコンボード」で一番上の「STEM Du / Robodesigner + ..」を選びます.
  2. 同じく「ツール」から「シリアルポート」でロボットのUSBケーブルが接続されたCOMポート番号にチェックが付いていることを確認します.付いていなければクリックしてチェックを付けます.

モータの動作確認

メニューの「ツール」→「ArduBlock」を選択します.
ウィンドウが開くので,右側にあるメニューの中からブロックを探して以下のように作成します.

作成できたら,「Arduinoにアップロード」ボタンをクリックします.
ロボットの基板上でLEDが点滅し,10秒弱で書き込みが完了します.正常に書き込みが完了すると,間もなくプログラムが起動してタイヤが回転します.
このブログラムで左側のタイヤだけが動いてロボットが時計回りをすれば,左モータの配線は正しいです.
うまく行かない場合は,どのような現象が起きたか,その原因は何かを考えて対処します.
主な現象と対応例を以下に示します.正しく動くように配線などを修正してください.

左のタイヤが正しく上手く動いたら,モータ番号を2に変えて,右側のタイヤの配線を確かめます.

このプログラムで右側のタイヤだけが動いてロボットが反時計回りをすれば,右モータの配線は正しいです.


動きが違うときの原因と対応

現象:タイヤが回転しない
(いくつか原因が考えられます.うえから順番に確かめてみてください)
原因1【モータの配線が抜けている】
対応:コネクタを奥までしっかりさす(必要に応じてさし直す).
原因2【電源供給されていない】
対応:パソコンから電源供給するために,USBケーブルでパソコンと接続する.または,電池から電源供給する場合は,電池ボックス付属のレバースイッチを倒し,基板上の黒い電源スイッチを1に入れる.
原因3【プログラムがコンパイルできていない】
対応:エラーメッセージの内容に応じて対処する.
原因4【プログラムが転送できていない】
対応:「ポートがありません」/「ポートが使用中です」というエラーメッセージが表示されているなら,接続の設定を確認する.一度,USBケーブルを差し直して,数秒待ってから確認すると認識しなおすことが多いです.

現象:右側のタイヤが回転する
原因【左右モータの配線が逆】
対応:基板に「オレンジ・青」と「青・黄」のケーブルをさす位置を反転させる.

現象:左側のタイヤが回転するが,ロボットが反時計回りに回転する
原因【左モータの正転・逆転が逆】
対応:基板の「青・黄」のケーブルを抜いて青・黄の向きを逆にしてさしなおす.


お問い合わせは
yamakawa[@]toyo.jp