東洋大学生命科学部生命科学科

分子神経生物学研究室

研究のねらい

記憶や学習を可能にする「シナプス可塑性」

脳に存在するニューロンはシナプスで互いにつながって神経回路を形成しています。神経回路は電子回路のように固定されたものでなく、様々な経験や環境によって柔軟に変更されることが知られています。この神経回路の柔軟さを「シナプス可塑性」といいます。

シナプス可塑性は多くの脳内分子によって支えられていますが、まだそのしくみの全貌解明には至っていません。シナプス可塑性のしくみを解明することは、脳のはたらきの基本原理の理解につながるばかりでなく、様々な神経精神疾患の病態の理解と治療法の開発に役立つと考えています。

研究テーマを見る

新着情報

2020年3月31日
2020年2月21日
井上克哉君の卒業研究「バレル形成の臨界期可塑性におけるドレブリンの役割」が2019年度校友会学生研究奨励賞を受賞しました。
2019年4月17日
「シナプス可塑性」についての取材記事が東洋大学WEBメディア「LINKUPTOYO」に公開されました。医学博士に聞く、記憶力・学習力アップに影響する脳機能「シナプス可塑性」とは?
2019年4月17日
2019年3月20日
The 9th FAOPS congress(神戸)にてポスター発表しました。
2018年9月13日
群馬大学との共同研究の成果をまとめた論文がFronties in Cellular Neuroscienceにアクセプトされました。
2018年9月13日
研究業績を更新しました。
2018年8月3日
メンバー(学部3年生)を追記しました。
2018年7月25日
研究室に学生(3年生)6名が仮配属しました。
2018年2月26日
Webサイトが英語対応になりました。
2018年2月7日
メンバー(学部生)を更新しました。
2017年7月26日
研究室に学生(3年生)6名が仮配属しました。
2017年7月20〜23日
2017年6月28日
大学の海外研究者招聘制度を利用して、Oliver Stork 氏をドイツ マクデブルク(Otto-von-Guericke Universität Magdeburg)より我がキャンパスに招待し、"Memory storage mechanisms in the brain”と題する特別講演や研究室ゼミでのプレゼンテーション演習などをしていただきました。
2017年2月28日
Webサイトを公開しました。