研究内容 / 報告
REPORT
著書
これまでに発行・出版した本や冊子を紹介します。
主な著書
2016:
「文系学部生のフィールドワーク研修:国際協力に関心を持つ学生のゼミ研修の事例」FENICSフィールドワーカーシリーズ第4巻『フィールドワークと教育:学際的共同研究』増田研・椎野若菜編著。古今書院 出版予定。
2016:
「参加するの私たち:大学生の国際ボランティア活動参加の動機と意義」『グローバル支援の人類学』信田敏宏 編著。昭和堂出版予定。
2016:
「子連れフィールドワーク:ウガンダへ」FENICSフィールドワーカーシリーズ第12巻『男も女もフィールドへ』的場澄人・椎野若菜 編著。古今書院 2016年6月 出版予定。
2012:
「水と衛生:人びとの命と生活を衛るために」『テキスト国際開発論―――貧困をなくすミレニアム開発目標へのアプローチ』勝間靖 編著。150-170頁。2012年3月、ミネルヴァ書房刊。
2011:
「エミックな視点から見えるトイレの問題:現地社会の内側からの理解とは」『開発援助と人類学:冷戦・蜜月・パートナーシップ』佐藤寛・藤掛洋子 編著。106-127頁。2011年6月 明石書店刊。
2008:
「JICAの独立行政法人化と社会的側面配慮への取組み」『アフリカの人間開発:実践と文化人類学』松園万亀雄、縄田浩志、石田慎一郎 編著。89-126頁。2008年3月 明石書店 刊。
2008:
「農村における衛生改善:日本の経験と途上国への示唆」。研究双書No569『開発と農村-農村開発論再考-』水野正己、佐藤寛 編著。107-140頁。2008年3月 アジア経済研究所 刊。
2008:
「下痢の民俗病因論と下痢症削減対策をめぐって-ウガンダの事例からの再考」。『人類学と国際保健医療協力』松園万亀雄、門司和彦、白川千尋 編著。87-116頁。2008年2月 明石書店 刊。
2007:
「水問題への働きかけ-安全な水と衛生-」。『テキスト社会開発』第4章。佐藤寛編著。79-97頁。2007年 日本評論社 刊。
2006:
「水と”人間の安全保障”と文化人類学:ウガンダ農村の視点から見て」。『東アジアからの人類学:国家・開発・市民』 伊藤亜人教授退官記念論文編集委員会 編。223-236頁。風響社 刊。
2004:
Domestic Water Use, Hygiene Behavior, and Children's Diarrhea in Rural Uganda(『ウガンダ農村における家庭での水利用、衛生行動、および子供の下痢症』)。フロリダ大学人類学部博士号取得論文。
1998:
"Social Dimensions" in the Organizational Culture of JICA and a Case Study of a Malaria Program in Tanzania。フロリダ大学人類学部修士号取得論文。
論文 等
2015:
Comparison of Handwasihng Methods in Uganda: Is using a Tippy Tap better than washing hands using a basin? Sugita, Elli & Nuki, Kumiko. Bulletin of the Graduate School, Toyo University, 52,
2015:
「エボラ熱流行への人類学の対応 : アメリカとイギリスの人類学者の取組み」『文化人類学』 79(4), 429-432, 日本文化人類学会 刊。
2012:
「ウガンダ東部における住民の水源選択行動」フォーラム『援助と研究のヘルスケア・ローカリティ』2012年5月アフリカ学会研究大会要旨集。日本アフリカ学会 刊。
2009:
「村落給水事業の現状:日本と対アフリカ支援を中心に」『水環境学会誌』2009, Vol32 (8):17-21。水環境学会 刊。
2009:
「多言語社会でのコミュニケーションにポリグロットは必要か?-情報流通の視点から」中挟知延子、村田由美恵、杉田映理。『デジタルドキュメント研究会研究報告』2009, DD-71巻3号:1-6。情報処理学会 刊。
2008:
「エミックの視点から見えるトイレの問題」『アジ研ワールドトレンド』2008,4月号No.151アジア経済研究所 刊。
2006:
「水をエントリーポイントとした農村開発」。『アジ研ワールドトレンド』2006,6月号No.129: 36-39。アジア経済研究所 刊。
2006:
Increasing Quantity of Water: Perspectives from Rural Households in Uganda. Water Policy, 2006 Vol. 8: 529-537.
1999:
「援助機関の組織文化と「住民参加」:タンザニア・マラリア対策プロジェクトの事例」。『民族学研究』64 (3):335-353。日本民族学会
翻訳
1998:
ネビル・ダイソンハドソン「牧畜システムと畜産開発プロジェクト:東アフリカの視点」。
マイケル・チェルニア編『開発は誰のために』所収。153-179頁。(“開発援助と人類学”勉強会共訳)。
日本林業技術協会 刊。(原題『Putting People First』Michael Cernea ed.)。
その他 著作
2016:
『水とジェンダー』佐藤寛・杉田映理・益田信一。国際協力機構(JICA)ジェンダー貧困室 刊予定。
2013:
「国際保健医療協力のモノサシ、現地のモノサシ」特集「生老病死は測れるか?」『FIELD+』(フィールドプラス)2013年1月号
学会・研究会等 口頭発表
2016年5月:
「子連れフィールドワーク:フィールドワーカーの立ち位置はどう変わるのか」2016年5月、文化人類学研究大会。
2015年7月:
「子連れフィールドワーク:ウガンダ編を中心に」2015年7月、FENICS 100万人のフィールドワーカーシリーズ ・サロン。
2015年7月:
「月経の経験を形づくる知とモノと―開発支援されるウガンダと、衛生大国 日本の事例から考える」杉田映理・出野結香。2015年7月、白山人類学研究会。
2015年5月:
「月経はどのように捉えられ経験されるのか ―月経対処が開発アジェンダになる中で、ウガンダの事例から考える―」
2015年5月:
文化人類学研究大会。
2015年3月:
How did better access to water change people's lives in 15 years?
: A case study from rural Uganda. March 2015, Presentation at the Environmental Health Group Meeting, London School of Hygiene and Tropical Medicine.
2014年4月:
Long Term Effect of Improved Access to Water Sources on Water Use and Hygiene Behaviour. April 2014, Presentation at the Environmental Health Group Meeting, London School of Hygiene and Tropical Medicine.
2012年12月:
「衛生分野の国際協力の動向」杉田映理・塚本彩華・荒谷知佳。2012年、トイレ研究所研究会
2012年5月:
「ウガンダ農村部における住民の水利用行動と水源選択の要因について」。フォーラム「援助と研究のヘルスケア・ローカリティ」(発表・パネリスト)。
2012年:
日本アフリカ学会第49回学術大会。
2009年6月:
「多言語社会でのコミュニケーションにポリグロットは必要か?-情報流通の視点から」(中挟知延子、村田由美恵、杉田映理)。、デジタルドキュメント研究会。
2006年8月:
「Human Security and Domestic Water Management at the Household level: A case study from Uganda」、国連大学・総合地球環境学研究所・国際協力機構共催Workshop on Managing Groundwater Resources for Human Security in Changing Global Climate and Human Interception.
2006年10月:
「ウガンダにおける病因論と下痢症削減対策への示唆」。シンポジウム「文化人類学は医療協力の役に立つのか?:医療従事者と人類学者の対話にむけて」(発表・パネリスト)。、日本熱帯医学会・日本国際保健医療学会合同大会。
2006年6月:
「水・衛生セクターへの文化人類学的知見の活用:ウガンダ東部の事例を通じた考察」、 日本文化人類学会大会。
2005年7月:
「JICAの組織文化 今むかし:組織改編を経て人類学者との関係性はどう変わったか」。、 国際文化学会大会。
2005年4月:
「Increasing Quantity of Water: Perspective from Domestic Water Use in rural Ugandan Households」。、アメリカ応用人類学学会大会。
2004年11月:
「ウガンダ農村の水利用に関する衛生行動:事例と提言」、国際開発学会大会。
2002年11月:
「Daily Water Use and Hygiene Behavior in Rural Uganda」、アメリカ人類学学会大会。
2001年11月:
「Diarrhea and Sickness Concept in Eastern Uganda」、アメリカ人類学学会大会。
1999年5月:
「援助機関の組織文化」、日本民族学会大会。
これまでに受けた研究費
2013年4月-2017年3月:
科学研究費 海外基盤研究(B)「ウガンダ農村部の給水施設普及が水利用・衛生行動の変容に与える影響に関する研究」(研究代表者:杉田映理)。
2008年4月-2013年3月:
科学研究費 海外基盤研究(B)「バングラデシュ村落部における地下水中ヒ素除去装置の開発と普及に関する実証的研究」(研究代表者:北脇秀俊、研究分担者:杉田映理)。
2008年10月-2010年3月:
科学研究費 若手研究(スタートアップ):「バングラデシュ村落部における人々の衛生行動と衛生観念の実態研究」(研究代表者:杉田映理)。