2015年5月20日研究室の新歓,21日学会の反省会

研究室の新歓の飲み会です.学会の反省会でした.

新歓の場所は...

昨年は新歓は入院のため中止.打ち上げは急な会議のため欠席.ちなみに一昨年の打ち上げも大雪で中止だった.
で,今年は忘れずに新歓をやりましょうと院生にお願いする.

しばらくして,ホワイトボードに怪しい殴り書きを発見.「新歓→すうちゃん」...
いや,あの店については一応の検証(笑)も済んだし,もう十分なんだけど...冗談だよね?と思いつつ,院生に確認すると,

  「行ってみたいんです!」

という極めて本気な発言が返ってきた.

そして,それはまさしく本気であった.
新歓の場所はすうちゃんになった...さすがにもう道は覚えた.それでも,18時という明るい時間に店のたたずまいを見ると,軽い衝撃が走る.うわぁ,またこの空間に来てしまったって感じだ.

だがしかし!久しぶりに訪れてみると
店が拡張されていた!!!1階の部屋が増えて立体迷路っぽくなっていて,ちょっと格好いい.そして,なぜか階段が1つ増えて,壁に仕切られた2つの階段が並んでいる.まるで上りと下りエスカレータがある駅のようじゃないか.そして,2階の広さが倍近くなっていた.だが,昭和の雰囲気に癒されていたすうちゃんファンの東洋大OB達よ,安心するが良い.以前の部屋には一切手を加えていない=改装していない.もちろん,1階の入口→下駄箱までの狭い空間とかモノが積んである様子も変わっておらず,入るのを躊躇う感じは健在だ!...あれ,ということは,どうやって増築したのだろう?少なくとも建材を持った業者は店の入口からは入れないな.

さて,そんなことはさておき,いつもの空間へご案内〜.
今回の
お通しはカレーうどんだった.当然,お通しが来ると,「この量のものが1人に1つずつ?」と初心者達は声を上げ,その後,黙々と食べる時間が始まる.
しかし,残念ながら,あんなに大量にあった不思議な名前のメニューのほとんどは姿を消していた.
楽しさ(とスリルが)半減である辛うじて淘汰を生き抜いた√1/2を頼んでみる...結果,焼き肉であった.あれ,これって前も焼き肉だったっけ?(帰宅後,以前の日誌を見たら合っていた.記録がいきているな).
それ以外に,学生達は「2500円のパフェ」を頼んだり,常連学生の一押しらしい「ミックスピザ」を頼んだりしていたが....来なかった.どうやら,途中から1階が混み出し,おじさん1人では手が回らなくなったらしい.ま,いいか.

今回,不思議なメニューが影を潜めて少々寂しい気もしたが,学生向けの安くて気さくな店というちょっと懐かしい感じは健在だった.大学のそばにはこんな店があって良いと思う.そういえば,母校の近くにも「決して美味しいわけじゃないが,量がとても多い」ため,部活後輩への紹介=軽い嫌がらせ?が継承され,伝説となった店があった.たしか,その店がグルメレポートっぽいTVに出ていて笑ったことがある.すうちゃんもいつか伝説になるのかもしれない...前述の学生が「インターネットで予習しました!」と言っていたことに驚いたが,グルメ情報サイトで☆付きで紹介される日が来るのかもしれないな.


◆そして,翌日の反省会

学会(講演会)の裏方は,学生にはバイト代が出るが,教員にはもちろん出ない.それが日曜日であってもだ.助手時代に「学生より頑張って働いているのになぁ」とちょっとだけ理不尽に感じたような気もするが,まぁ,そんなものだ.全国の大学教員はみんなボランティアで働いているのだから.でも,中には反省会で食事をごちそうしてくれる学会もあったりする.

今年の3月にやった講演会の裏方でも,もちろん我々教員にはバイト代はない.だがしかし!この学会講演会の裏方は助手時代にも経験していて,反省会での気前が良いことを経験済み♪.ご褒美だ,万歳.普段,入る勇気がない店(←もちろん,すうちゃんとは違う意味で!)に行き,選ぶ勇気がない料理(←もちろん,すうちゃんとは違う意味で!!)を食べたいな.最終的に神楽坂の鉄板焼きで反省会をすることになりました.

さて,鉄板焼きといってももちろんお好み焼きじゃないのだよ.焼くのはA5ランクの国産牛だ!(←すでに名前に気圧されていて,正直,舞い上がっている).店に着くと,大変,物腰柔らかな店員さんにメインの料理のお肉は何にしますか?と聞かれました.選択肢は以下の3つです.

 1.宮崎牛 サーロイン100g
 2.鹿児島牛 フィレ80g
 3.宮崎牛 シャトーブリアン80g

下に行くほど+500円ずつ追加料金がかかります.「追加料金(1000円),自腹でもシャトーブリアンにします!」という実行委員の声が.おぉ!確かに,あらためてシャトーブリアンを食べようと思ったら,元のコース料理代+追加料金だもんね.ところで,
シャトーブリアンって何
...誰も判りませんでした(笑).シャトーブリアンにしますといった先生も知らないそうです.
すると,お店の人がシャトーブリアンはフィレの一番良い場所ですよと説明してくれ,全員がじゃあ,それで!ということになりました.

焼く前に,生のシャトーブリアンさまの登場です!!もう,二度とお目にかかれないかもしれないので写真(笑)
実際,とても柔らかくて,そのわりにくどくなく,タレをつけなくても美味しくいただけました...比較したら叱られる気がしますが,
普段私が買う牛肉とは違うなぁということはさすがに判りました.
ごちそうさまでした.