2009年10月12日 新歓飲み会など
本学科では,卒論が必修ではありません.そのため,二期生(4年生)の数名は,就職活動を優先するために卒論を行わない決断をしました.そんなわけで,10月からは4年生が5人になり,さびしくなりました.残念なことですが,仕方ありません.就職活動を頑張ってほしいと思います.
入れ替わるように,三期生(3年生)が研究室に配属されました.というわけで新歓です.
大学から歩くこと20分.予約時間ジャストに会場到着.
居酒屋の前で思った.今年も来てしまったなぁ,すぅ〜ちゃん.いや,学生達がここが好きなら良いんだ.不思議な感じで面白いしな.
店主のおやじさんに出迎えられて2階へ.昨年ほどの驚きはないものの,相変わらずの昭和である.「大声で騒がないでね」の張り紙...そうそう,窓の外は隣家なのだ.
さて,2回目ともなれば,楽しみ方も変わってくる.今年はカメラの充電はばっちりだ.そして,謎のメニューに挑戦だ.メニュー名から内容が予想できないものを頼むことにする.
少なくとも食べ物がくるはずだ.そして,この人数がいれば怖くない.皆で少しずつ食べればよいのだ.
「あ,森林公園は食べたことあります.美味しかったです.から揚げとおにぎりでした」
「ほぉ...じゃ,内容がわかるから,却下ね.」
「この√1/2って何ですかね?」
「は〜い,るーとにぶんのいち,食べたことある人!」
「・・・」
「じゃ,頼もう.」
という感じで頼んだのは「√1/2」,「東上線」,「県民共済」,「青春少女B」(←Aはメニューにない),「まぢ微妙」である.どう考えても,食べ物っぽくない.
ドキドキしながら待つ間に,まず冷えたビール到着.美味しいな.
続いて,メンチカツが二皿.誰だ,そんな普通なものを頼んだのは?と思ったら,「お通しです.」なかなか美味しそう.
「一人一皿です.」....え,一皿って一食分でしょ,それ.普通なら,これと御飯で晩御飯でしょ.
その後,幹事が最初に頼んでくれたつまみ用のポテト,から揚げが登場.しかし,すでに,皆「お通し」でダウン状態.個々の味は悪くないのだ.メンチかつも美味しいと思う.でも,いかんせん,量が多すぎる!そして,ケチャップ・ドレッシング・塩が豪快にかかっているのだ.もうちょっと薄味でもいいと思いますよ,おやじさん.
そして,満を持して(すでにお腹一杯),来ました.「はい,少女Bね」
一見して,揚げ餃子だ.だが,少女Bである.中身の想像がつかない.全体には白っぽい中身のようだが,黒い物体が入っているものもあるのだ.おいおい,もしかして,闇鍋ならぬ闇揚げ餃子ですか?それとも,学生時代に行った謎の寿司屋のロシアンルーレット巻(※1)みたいな感じですか?
「俺,食べます.」「おぉ!」「...チーズとかぼちゃです.」おぉ!いけそうじゃん.「美味しい...けど,一つで良い」そう,もちろん,餃子はてんこ盛りである.全員に回す.
「はい,東上線」「あ,これ,美味しい!」「普通の揚げ餃子だ」
「まぢ微妙ね」「...また,同じ形(揚げ餃子)だ.」「...ポテトですね.ソーセージが入っています.ん〜,微妙」「うん,微妙」
その後に登場した県民共済は形こそ違えど,メンチカツを春巻きの皮で挟んだ感じ.基本,同じね.揚げ物率高いなぁ.
「√2ね.」...いや,にーちゃん,2分の1でしょ.「おぉ!定食だ.この(満腹)状態で定食!今来るか〜」これは豚肉のソテーみたいなもので「それも,ライスついてるし!」 揚げ物続きで皆のお腹はすでに満杯である.
さて,一方,酒が飲める学生達が(若干酔っていたのか?),「ピチュー」「ピカチュウ」を頼んだ.黄色いネズミさんの名前だが,これはアルコール飲料の名前である.
「はい,ピチューとピカチュウね」赤っぽい液体と白っぽい液体が置かれた.「すいません,どちらがピチューですか?」「あ,こちらが...」そのまま店員フェードアウト.えっ,だから,こちらがどちらですか!
たぶん,白(レモン味)がピカチュウで,朱色(ざくろって噂)がピチュー...かな.なんとなく.何の根拠もない.
ここで,ある学生がメニューをさして
「柏原チャーハン,どうですか?」
と言い出す.
「いや,もう食べられないだろう」
「...頑張れ東洋大って書いてある.....あ〜,駅伝の柏原君ですよ.」
「すごいなぁ,メニューになっているよ.」
学生は悪口言ったりしつつも楽しんでいました.そう,個々の料理は美味しいんだ.から揚げとか,揚げ餃子も一つ目はとても美味しいんだ.ただ,いかんせん,お通しでお腹一杯なのだ.
すごいメニューの数だが,同じメニューを頼んだら,いつでも同じ食べ物が出てくるのだろうか.少なくとも,一回目ではそれが正しい「県民共済」なのか,判断しようがない.次の機会には,再現性を試してみたいものである.
←本日のお通し(一人分)です.
↑左から「青春少女B」「東上線」「まぢ微妙」ひたすら揚げ餃子
←左から「県民共済」「√1/2」
※1 名古屋市内にあった寿司屋のメニュー.ロシアンルーレット巻は,4cmくらいに切ったかっぱ寿司の上下を四角く切った海苔で中身が見えないように塞いである.それが皿には5つくらい乗っている.もちろん,すべてが「かっぱ」ではない.一つの具はわさびである.このほか,ドラゴン巻とか,カリフォルニア巻とか,ビートルズ巻とか,変な名前があったような記憶がある.アイスクリームを巻いたりしていたな.ちなみに,ビートルズ巻は4つそれぞれ違っていて,一つはリンゴが巻いてあった.どこの街にも,不思議な店があるものだ.