Excelにボタンをつけよう。それをクリックすると何かが動き出す。簡単なマクロを使って、プログラミングを体験したり、アニメーションを作成し、遊びたい。
表計算ソフトExcel
東洋大学PC教室には、表計算ソフトExcelがインストールされてます。たぶん、あなたのパソコンにも、プレインストールされていることでしょう。Windows版とMacintosh版があります。
VBA (Visual Basic for Application)
エクセルのようなアプリケーションを動かすちょっとしたプログラムをマクロという。エクセルのマクロは、VBAという言語の構文にしたがって記述する必要がある。VBAに準拠するプログラムをVBAスクリプトということもある。だから、以下では、「マクロとVBAスクリプトは同じものだ」と思って読んで下さい(混同して使用してしまいました)。
ちなみに、使い方はVBAヘルプのなかにもあるが、今後(授業範囲を超えて)本格的にやるときは、マニュアルあるいは書籍「エクセル VBA」を各自で購入してください。
1。回転する3Dオブジェクト
Excelで星形や月形などの3D図形を作成することができる。ボタンをクリックして、それらを動かすことができる。
2。アルバイト賃金計算
ボタンをクリックすると、時間給や往復運賃から、アルバイト賃金や交通費を計算する。もともとは、「マクロの必要がない」ものだが、マクロの練習のために、わざわざボタンをつけて、やってみる。
3。ジャンプするボタン
ボタン2をクリックすると、別のボタン3が上下に移動する。
4。弾の発射アニメーション
ボタンをクリックすると、右端の大砲から弾が飛び出し、左端にたまってゆく。全部で9個の弾が左端にたまると、ひとかたまりとなって右に移動し、大砲を飲み込んでしまう。「代入の繰り返し」をつかっている。
5。Officeユーザグループ (MOUG)
Officeユーザグループのサイトに、Excel VBAを含めて解説や「即効テクニック集」などがあります。「スキルアップ講座」では、サンプル・プログラムで遊べます。
参考:MOUGホームページhttp://www.moug.net/
参考:セル・オートマトンhttp://www.moug.net/skillup/svbm/am12-1.htm
6。進化シミュレーション
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昆虫レベルの進化をシミュレートする。子供は、両親の遺伝子を半分づつ持っている。しかも、ある部分は突然変異しているかもしれない。より環境に適応した子供が、孫を生む。これを何世代にもわたって繰り返すと、環境に適応した遺伝子が広まってゆく。こんな方法で、シミュレーションを行なう。
7。マークシート、データの集計
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マークシートを読み込んで取得したデータがあるとき、その全体像をつかむために、項目ごとに集計したい。