2023年11月12日ウエスタ川越にて18回目となる「山車ロボットコンテスト」を開催しました.高校生31名が参加し,高校生達が作った合計11台のロボットが競技に挑み,技術と芸術性を競いました.今年も昨年に引き続き,「かわごえ産業フェスタ」の会場にて開催をいたしました.開会前から集まっていただいた市民の方々の暖かい声援をうけて,高校生たちは時間をかけて準備したロボットで競技に挑みました.ロボットがそれぞれ趣向を凝らした演技を始めると会場から歓声が沸き上がりました.公開練習のときはうまく動いていたのに本番で予定通りに動かないロボットもあったりして,参加者だけでなく観客の皆さんもロボットの動きに一喜一憂しました.
5つの高校から11台のロボットが参加しました.きつつきが焼き鳥をつつき,飛行機がパイナップルを運び,トラックは巨大たこ焼きを運ぶ.雲の上でドーナツや回転木馬が回ったり,ダルマにまたがった招き猫が目を光らせて手を振ったりと,様々な発想のロボットが登場しました.怪しくLEDが光ったり,液晶ディスプレイで映像とお囃子が流れたりと,視覚や聴覚にも訴える作品がありました.昨年から改良を重ねたロボットで参加したチームもあり,技術的にもセンサ情報を上手く使って正確に通路を走行するロボットが増えたと思います.タイムトライアルでは移動が速くて,カメラが追い付かなかったりもしました.
会場でコンテストを見学し,参加者達へ声援をおくってくれた見学者の方々もありがとうございました.多くの方が興味深げに製作したロボットの写真を撮ってくださったり,声援を送ってくれたりしたので,参加高校生達には大きな励みになったことと思います.開会式には川越市のゆるキャラの「ときも」も応援に来てくれました. ◆記念撮影
技術点,芸術点が最も高かったロボットがそれぞれ表彰されました. 最優秀技術賞...新座総合技術高等学校 Avengers 「MicroBus号」 タイムトライアル競技で最も多くの道を走破したロボットが表彰されました. タイムトライアル優秀賞...新座総合技術高等学校 Avengers 「MicroBus号」また,印象的な外見とパフォーマンスをしたロボットが審査員特別賞に選ばれました. 審査員特別賞.......新座総合技術高等学校 PANZER3 「フレンチクローラー号」 ◆スタッフ&審査員 審査員....松本宏行 様(日本機械学会関東支部埼玉ブロック長,ものつくり大学教授) 実行委員...東洋大学理工学部機械工学科 松元 明弘,山川 聡子,山田 和明,横田 祥 協力(アルバイト)......東洋大学 機械工学科学部生,機能システム専攻大学院生 |
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