学科長を2年間務めました.その話です.
◆学科長って?
どこの大学の学科にも(もしかすると名称が違うかもしれませんが)学科長という役があります.学科代表で学部の会議に出たり,学生の前で挨拶したり,他学科や事務局に交渉したりされたり...という役職です.東洋大では教員数が少ないので,教授になったら一度はやらないといけないだろうと思っていました.しかし,こんなに早く回ってくるとは...
また,学科長は学科会議の議長もします.議長には苦手意識が...以下,学生関係委員長のときと同じ.
◆怖い電話や怖いメールがときどき,くる
そういえば,学生関係委員長のときも4月冒頭に怖い電話がかかってきたなぁ.学科長も同じ.そして,事務の役職が上の人からの電話ほど怖い.開口一番,「先生,問題が...」って感じです.うわ〜,問題って何ですかっ!!そんなことが2年のうちに数回あった気がします.なんか,大変なこともあったような気がしますが,私は仕事が終わると忘れてしまいがちなので,定かではありません.コンピュータのバッファって新しいデータが入ると一番古いものが押し出されて消えますが,まあ,そんな感じです.ただ,そういった電話で舞い込む話はたいてい初めてのことでしたので,今までの経験とか,講習会等で学んだ知識とか,恩師の教えとか,そんなことを総動員して対応を考え,誰に相談できるか報告すべきかを考えました.仕事が終わるまではやたら細かく気にしていましたが...これを書いている8月時点ではすでにかなり忘れていると思います.
◆仕事量
どんな仕事でも1年目は大変です.2年目になると様子が分かるので少し楽になります.3年目以降,慣れた気になって気を抜くと凡ミスをします(笑).◆総括
総括すると,自分自身の力不足のせいで思ったようには進まなかったことがいくつかありましたが,学科の先生方や事務局の方々のご協力のおかげで,大失敗をすることなく2年間を務められたと思います.また,今まで見えていなかったことも少しは見えるようになったかなと思います.本当にありがとうございました.