マッキントッシュ・パソコンで体験する自律分散系の組織化現象
わたしの作った教育用ハイパーカード・スタック
どれもサイズは50K前後で、.hqx形式で圧縮してます.
ハイパーカードというソフトがなければ動きません.
- グループ化する社会
- コミュニケーションを行う100名の人間集団の群形成のモデル。要素の人間は、興味(5桁の数値)と知人をもつ。知人と交信をすると興味が変化する。同じ興味をもつ要素は集まって群をつくる。
- 進化的安定性
- 3種類の生物が混在する集団で人口分布が変化してゆくシミュレーション。多型集団の人口分布の進化的安定性(evolutionary stability)を調べる。多型ESSがあるのに、混合ESSがない例。
- じゃんけんゲーム
- グーチョキパーのじゃんけんをする集団で、人口分布が変化してゆくシミュレーション。多型集団の進化的安定性を調べる。混合ESSがあるのに、多型ESSがない例。
- 進化経済学
- 経済学(比較制度分析)の進化ゲーム。2産業をもつ社会(多型集団)の人口分布が変化してゆく。専門技能者が自由に転職できる均衡と、一般技能者が混在する均衡などが出現する。参考文献:青木『経済システムの比較制度分析』東大出版。
- 遺伝的アルゴリズム
- 遺伝的アルゴリズムのシミュレーション。「制約条件のなかから、目的関数を最大にするものを見つける」という最適化への応用をみせる。これだけは、いまのところ、hyper Card player では動かない。正式のソフトhyper card 2.0 以上が必要。
- 動き回る蟻のシミュレーション
- 一匹の蟻(あり)が,うろうろと動き回るシミュレーション.壁にぶつかると向きを変える.
- 世間話をする蟻のシミュレーション
- 複数の蟻(あり)が,動き回るシミュレーション.他の蟻に近づくと世間話をはじめる.
- ニューロンモデル
- 脳内細胞(ニューロン)の簡単モデル.入力された刺激がニューロンネットワークを通過して,出力される.教師付き学習のモデル.しかし,係数変更の方法が,まだいいかげんです.
- 自己組織化臨界状態
- 板のうえに砂粒を落としてゆくと,山ができる.ときどき「なだれ」現象がおきる.しかし山の斜面の角度はだいたい一定である.山はつねに「自己組織化臨界状態」にある.
- 1次元カオス
- 1次元カオスのシミュレーション.差分方程式 x(t+1)=rx(t)(1-x(t)) を実際に計算し,図示する.係数rを変更できる.
- 細胞オートマトン
- 細胞オートマトンのシミュレータ.初期設定では,植物が成長するようすがわかる.細胞の状態遷移規則を,自分で変更できる.
- オートマトン
- オートマトンは,コンピュータや人間の機械的活動を表現するためのモデルである.関数表現を知り,状態遷移を体験する.
- オートマトンのシミュレータ
- 有限状態オートマトンのシミュレータ.オートマトンの複合系を自分で具体的に作成し,動かすもの.マニュアル(ユーザーガイド)はEgTalk4.1で作成したので,そちらでは見えないかも知れない.参考文献:旭「オートマトンの教育用シミュレータ」東洋大学情報科学論集 26号(1995.3) pp. 71-89
Brian Hill氏による人工生命シミュレーションへのリンクは切れました.
http://www.bdt.com/home/brianhill/elsewhere.html
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