「計算機システム」(春学期,木曜2限)

(学部 3 年生向け選択科目,春学期に開講)

担当者: 松元明弘 教授

場所: 1201教室,および図書館メディア棟3階マルチメディア実習室

Last update on 2005-01-20


1.講義の目的および内容

 コンピュータを道具として使うための第1歩として, 「情報処理基礎」及び「情報処理基礎演習」を学びました. この授業では,これに引き続き, 文書処理,数値計算,文字処理,計測制御のために 必要な計算機利用技術について学びます. 具体的には,UNIXというOSの理解,環境設定,viエディタの使い方, プログラム言語の概要,C言語の文法,数値計算 など,盛りだくさんの内容を予定しています.

2.授業スケジュール

  1. UNIXコマンド,パイプ,リダイレクション
  2. UNIXの環境設定(環境変数,シェル)
  3. viエディタの使い方
  4. 文書清書システムLaTeXの使い方
  5. 計算機におけるデータ表現
  6. C言語の文法
  7. 文字処理や数値計算への応用

授業スケジュールはこちら(学外からは見えません)

3.指導方法

 カリキュラム上では,講義科目ですが, 演習なしには UNIX, LaTeX, C言語の習得は不可能です。 従って多くの宿題を出します。 自分で課題をやらない限り受講しても意味がありません。 能動的な学習態度が要求されます。

4.成績評価の方法

レポートおよび試験により評価します.

5.テキスト

6.参考書

7.関連分野,関連科目

 この授業を受講する人は、 1年次の「情報処理基礎」と「情報処理基礎演習」を履修済みであって、 良く理解していることを前提とします。 特に、UNIXのコマンドの基本操作やファイルとディレクトリの概念を 理解していることが必要です。 なおかつ,計算機の利用に関し,強い学習意欲を有していることを希望します.

注意:

 旧カリの学生は聴講できません.同名の科目は工学共通領域の科目でしたが,この科目は専攻領域の科目です.


参考資料: 履修状況
年度 登録者 受験者 合格者 平均点
'03年度 117名 111名 67名 (S:05 A:10 B:21 C:31) 62点
'01年度 89名 74名 42名 (S:03 A:03 B:17 C:18) 58点
'00年度 107名 79名 45名 (S:07 A:07 B:13 C:18) 60点
'99年度 56名 47名 30名 (S:06 A:08 B:08 C:08) 62点
'98年度 65名 47名 35名 (S:03 A:01 B:11 C:20) 63点
担当者変更および内容変更により'97年以前のデータはありません.
また2002年度はカリキュラム変更により開講しませんでした.


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Edited by Akihiro MATSUMOTO