Advanced Robotics - planning
大学院 「ロボット工学特論」
第3部:ロボットの作業計画・動作計画,プログラミング,知能化
1.授業のねらい
第3部は機構の制御とセンシングをつなぐ頭脳部分について扱います.
この頭脳部分があって初めてロボットとしての機能が実現されます.
作業計画・動作計画は目的の作業や動作の実現のために
2.授業の内容
第3部では,
- 最適化のアルゴリズム(特に,線形計画,ニューラルネット,GA)
- 学習のアルゴリズム(特に強化学習)
- プログラミング(特にサブサンプションアーキテクチャ)
- ロボットプログラミング関係の標準化動向
を中心に行ないます.
3.事前に履修を必要とする事項
- 最適化については,線形代数
- 学習については,特に初等数学が理解できていれば十分.
- 通信については,機械工学科としては対応開講科目がありませんので,
少なくともインターネットを利用していることを期待します.
- センサ情報の統合については,センサフュージョンに関する事項
を学びますが,これもセンサに関する一般的な事項を把握していれば十分
- 知能化の方法については,研究の最前線なので,事前に必要な知識は
特にありません.
4.事後に学習すべき事項
- 最適化や学習についてはコンピュータで実際に問題を解いてみること
- 計画や知能化の部分は人工知能の研究としても知られているので
そこにも課題や解決手法があるかもしれない.広い視野を持とう.
この授業に対するコメント,提案,質問を頂ければ幸いです.
こちらまでメールを下さい.
松元明弘の担当教育科目一覧
松元明弘のホームページへ
Last update on 2005-01-26
Edited by
Akihiro MATSUMOTO