2009年10月18日に,「山車ロボットコンテスト」を開催しました.4回目を迎える今年は,川越まつり開催期間中にまつり会場中心地(川越市の鏡山酒造跡大正蔵イベントスペース)において開催しました.今年は,20名の高校生・中学生が参加しました.例年以上に,山車らしい華やかなロボットが多く,見た目にも楽しい競技会となりました.また,LEDなどでちょうちんの灯りをともしたり,音を出したり,山車のように人形が上下したりと様々なパフォーマンスがあり,多くの観客をわかせていました. ◆競技会前日(10月17日)の公開練習の様子
前日は,本番で用いる競技スペースを使っての公開練習を行いました.開場前から参加者が到着し,熱心にロボットの動きの調整をしていました.その成果が本番にあらわれていたと思います.また,川越まつりを見に来た人たちが立ち寄って練習をみてくれていました.小さなお子さんが,本番も見に来たいと言ってくれたのは嬉しかったです. ◆競技会本番(10月18日)の様子 主催者も驚くほど,ロボットの完成度が上がってきました.全体に山車らしい華やかさが増してきたと同時に,動きに加えて光や音などを使った工夫を凝らしたパフォーマンスも繰り広げられました.人形を持ち上げるつもりがロボット全体が持ち上がってしまったり,何度回転しても観客に後ろを見せたままでパフォーマンスを続けたり,というハプニングにも大きな歓声があがっていました.川越まつりということで,普段はロボットになじみのない人にも観ていただくことができたことと思います.多くの方々が足を止めてコンテストを観ていってくれました.
技術点,芸術点が最も高かった人がそれぞれ表彰されました. 最優秀技術賞...川越工業高校1年 高橋 知宏 君 「龍大吉号」 また,印象的なパフォーマンスをした人が審査員特別賞に選ばれました. 審査員特別賞(ジャパンロボテック賞)..新座総合技術高校3年 赤嶺 兆治 君 「ピカリン号」 審査員....河野孝治 様 (ジャパンロボテック社 代表取締役社長) 実行委員...東洋大学理工学部機械工学科 松元明弘,山川聡子,山田和明 協力(アルバイト)......東洋大学 ロボット工学研究室,ロボット制御研究室 |
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