2006年11月5日に,工学部キャンパスがある川越市にちなんで「山車ロボットコンテスト」を行いました.23名の高校生が参加し,自作ロボットで競技にいどみました.それぞれ,工夫を凝らしたロボットで,審査員,主催者側も感心しました.

また,工学祭の期間中ということで,一般見学者もたくさん来てくれました.参加ロボット達のユニークな動きに拍手が飛んでいました.


◆ 競技場

川越市の辻に見立てた競技コートです.床に張ってある黒い枠内で演技をすると,技術点が加算されます.会場の奥には,参加者がロボットの調整をするためのスペースがあります.写真手前には見学者用の席があります.

競技前,参加者はロボットの調整をしています.見学者も集まってきました.小さなお子さんから年配の方まで幅広い年齢層です.調整中も真剣に見ています.

◆ 競技風景

競技は,1台だけで走行する「単独競技」と,4台同時にスタートさせる「複数台競技」です.相手のロボットとぶつかったところで演技をすれば,さらに技術点が加算されます.また,技術点とは別に,装飾と演技内容に応じて,芸術点が加算されます.

◆結果

技術点,芸術点が最も高かった人がそれぞれ表彰されました.

 最優秀技術賞...附属牛久高校2年 青木祐介 君 「俺のロボット」号
 最優秀芸術賞...桜丘高校3年 林秀憲 君 「まつりだ」号

また,印象的なパフォーマンスをした人が審査員特別賞に選ばれました.

 審査員特別賞(ジャパンロボテック社賞)...附属牛久高校2年 渡辺亮 君 「ツカサ」号
 審査員特別賞(ロボコンマガジン賞)...附属牛久高校2年 大枝直人 君 「ハロ丸」号
 審査員特別賞(川越市賞)...附属牛久高校2年 武藤航太郎 君 「神(ゴッド)うさぎ」号

◆スタッフ&審査員

審査員....河野孝治 様 (ジャパンロボテック社 社長)
         竹西素子 様 (ロボコンマガジン 編集長)
         急式稔之 様 (川越市役所 商工振興課)
         吉田泰彦 教授 (東洋大学大学院工学研究科委員長)

実行委員...東洋大学工学部機能ロボティクス学科 松元明弘,友納正裕,山川聡子

協力......東洋大学工学部 ロボット工学研究室


◆ おまけ

 ちなみに,プロ(記者)が書くと,こういう記事になる → 埼玉新聞HP,Robot Watch 
 さすがに上手いです.


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