2021年度末 修論発表と卒論発表

今年もなんとか修論・卒論発表会が終わりました.今年は修士1名,学部11名が発表しました.発表者とタイトルは以下の通り.

◆ 修論発表(2月4日)
 オムニホイールを用いた玉乗りロボットの姿勢制御(秋葉舞)

◆ 卒論発表(2月15日)
 2つの移動障害物を回避する移動ロボットの運動シミュレーション(鈴木舞弥)
 RRT*を用いた車両型ロボットの障害物回避経路計画(チンキンジョウ)
 回転する測距センサを搭載した移動ロボットの障害物回避(石森裕哉)
 重心制御によるロボットの転倒回避(川又秋穂)
 複数の超音波センサを用いたメカナムホイールロボットの衝突回避(藤田健太)
 強化学習を用いた液体搬送ロボットの安定化制御則の生成(阿部大城)
 一輪車ロボットの製作とモデルパラメータ同定(翁若西)
 画像処理で移動物体の傾きを識別する自動運搬システム(松田直樹)
 カメラを搭載したロボットアームによる対象物の追従(本間涼太)
 LeapMotionを用いた人の腕の動きにあわせたロボットアームの遠隔操作(奥澤公次郎)
 画像処理を用いたドローンによる指定された色の物体回収(吉岡将希)

◆ オンラインでの発表について
今年の修論発表会は対面での実施でした.ただし,会場は発表者と教員しか入れず,そして会場がものすごく寒かったです.たまたま寒い日だったんですが...
卒論発表は今年も全てWebexを使ったオンラインでの実施でした.当研究室は朝一だったのですが,学生の1名が本人だとわからない名前でログインしていて「いない!」とものすごく焦りました.研究室に来ていた院生に電話したりしていて,動揺していろいろ失敗しました.この2年間,学会や学内外の会議などでWebexやZoomを使用してきましたが,初めてのマイク操作ミスです.対面ならあり得ない痛恨のミス...学生にとっては一生に一回の卒論発表なのに心底申し訳なかった.
この一件で,学会や学外会議で入室時の表示名を明確に指定している効果を実感しました.

◆ ワクチン接種について
小学生のとき以来,インフルエンザワクチンを打ったことがありませんが,インフルエンザは(病院に行かなかったけれど)たぶん院生時代に一度かかっただけです.そんな感じなので,なんとなく新型コロナウィルスにも感染しないんじゃないかという全く根拠のない薄っすらした気持ちもありましたが,学生と接することも多いのでできることはしておかないとなぁと,昨年夏に接種券が送られてきてすぐに予約をしました.
急な副反応への一抹の不安を抱えつつ臨んだ1回目の接種.→ 何も起きませんでした
じゃあ,次も大丈夫なんじゃないかとこれまた全く根拠のない気持ちで臨んだ2回目の接種.→ 当日夜に少し熱が出たものの薬を飲んで治まったので翌日出勤しました.が,翌日の夜になったら38度くらい発熱しました.ってことは平均的な体質ですね,根拠のない自信は捨てましょう.
そんなわけで,昨年の秋学期は2回のワクチンを接種して臨むことができました.これで安心と思っていたら3回目という話が.
打っている人もまだ少ないし,急がなくて良いかなと思っていたら,接種券が届きました.ワクチンの製造メーカーも選べないので少し迷いましたが,あとで「打っておけば良かった」と思うのも嫌だし...「そうだ,ワクチンを打ちに行こう!」と金曜夜に予約サイトを見たら,翌日土曜日の予約が取れちゃいました.1+2回目の「全く予約サイトに繋がらないっ」という状況とはずいぶん違う.土曜日の夕方に会場に行くと,手続きも簡略化されていて3回目の接種はサクっと終了.→ 翌日の朝に頭痛と筋肉痛,微熱が出ましたが,頭痛薬を飲んで5時間くらいしたら治まりました.
2022年度の春学期は全面対面講義が復活ですが,教壇に立つのもこれでひとまずは安心かな.