2019年3月 卒論発表

今年は学部11名が発表しました(今年は修士の修了生はいませんでした).卒業式も無事に終わりました.

卒論発表(2月13日)

 旋回半径の切り替えを利用した車両型ロボットの車庫入れ制御(浅海瑠哉)
 超音波センサを用いたメカナムロボットの障害物回避(中尾司)
 距離センサを用いた車両型ロボットの障害物回避と目標座標到達アルゴリズム(松本英峻)
 移動ロボットのカメラ画像を用いた障害物の運動予測(鈴木宏明)
 オムニホイールを用いた椅子型全方向移動ロボットの設計(大和田諒)
 圧力センサを用いた指圧による速度指令インターフェースの提案と製作(七井洸樹)
 オムニホイールを用いた椅子型全方向移動ロボットの速度制御(湯田和也)
 無人飛行ロボットの軌道追従制御および軌道の誤認識防止(上藪勇人)
 フォールトトレラント制御を用いたドローンにおける制御ゲインと軌道の関係(金田倫直)
 意図しない加速に対する人の反応の測定(梅前涼)
 和音配列が音の快・不快に及ぼす影響(田中英登)

卒業式後の感想とか

今年も無事に全員卒業できて良かったです!!!いや,ほんとに...
とてもしっかりやっていた学生もいました.頑張った学生にはそれが自覚できたのでは,と思います.

自覚と言えば,学生時代に「過不足なく自己評価できなくてはいけない」と何度か恩師に言われました.でも,自己評価は難しかった.自己推薦文とか恥ずかしくて書けなかったし.
その恩師は「目の前に座っただけで,どんな学生か判る」と言っていましたが,一瞬でわかるって仙人か!?と思っていました.
ですが,学科長をやった2年間で300人近い学生に卒業証書を手渡しして,何となく「ああ」と思うことがありました.
たとえば,たった一人に証書を渡しても「こういうものかな」と思うだけですが,大勢に同じことをすると差が明確になります.
就職の面接もそうなのだろうなと改めて思いました.単純なことほど,たとえば部屋の入り方や挨拶などは差が見えやすいでしょうね.
もちろん,部屋の入り方だけで全てが決まるわけではないですけれど,一般的に行動には相関があると思われますから.
日々,自分の行動に気を付けて行きたいと思います.