大学とは関係ない話題で.いや,大学所在地「川越市」のイベントだから,関係はあるか.
全国的に大学・研究機関では科研費の申請時期です.科研費は各機関でまとめて提出するため,それぞれの機関内で独自の締切日があるわけですが,東洋大学の「学内締切」は10月17日です.実際に日本学術振興会へ提出する期限は11月半ばらしいので,一ヶ月前締切.早い...が,母校でも学内締切が10月18日らしいので,特別早いわけでもないみたいです.
しかし,16日になっても申請書がまとまらない.休日,自宅でパソコンに向かうも...書けんっ.一昨日聞いた「科研申請書が書けん」というダジャレが頭の中をぐるぐるまわる.折りしも,川越市では「国重要無形民俗文化財指定」の川越祭り(詳しくは川越市HPで)が繰り広げられているというのに.あぁ,観たい...というわけで,息抜きに観に行きました.
自宅から徒歩20分で祭り区域に到着.川越市駅前にいくと,山車がいました!カメラ,カメラ...ってバッテリ切れ!?.がっくり.携帯とデジタルビデオで撮りました.とてもきらびやかです.山車は3層になっていて,車輪部分,お囃子と踊り子のいる舞台,それにからくり人形部分のようです.下の写真の山車には「弁慶」と書いてあって,弁慶と二人の子供の人形が乗っています.残念ながらからくりが動くところをみることはできませんでした.舞台では「おかめ,きつね,ひょっとこ」などが代わる代わる踊っていました.踊りが上手いです.すごく練習しているのでしょう.そして,お囃子の太鼓を叩いていたおじさんと若者の笑顔がとてもさわやかで素敵でした.楽しそうです.
山車は街中を移動して,他の山車と出会うと,相手に対して自分たちの囃子を披露する「曳っかわせ」 という行動をとるそうです.ちょうど,山車が交差するところを見ることができたのですが...競うのか?と思ったとたん,片方がポンっと竜神様のからくり(下写真中央の真っ赤な髪)を山車の上に出したところで,もう一方がすごすごと方向転換.下の写真は2台の山車が並んだところです.複数台いると華やかで賑やか.
来年は申請書を早めに作って,ゆっくり観に行きたいと思います.