2012年 修論発表と卒論発表と学会発表
◆2月13日 修論発表
2名が発表しました.発表者とタイトルは以下の通り.
円弧と直線で構成された経路への車両型ロボットの追従制御(高橋正人)
倒立二輪ロボットの操作における力提示の影響(花崎洋介)
直前に,どうなることかと思ったりもしましたが,とにかく無事に済んで何よりです.当日は,発表質疑ともに緊張していたなぁと思います.そのせいか,本人も少し納得できなかった様子.その悔しさをもって,3月の学会発表に向けて頑張っていました.
修了間近の院生達はしっかりしてきて,いろいろと任せても安心だなぁと思います,が,ここで修了です.修士が3年だったら,教員的にはもっと楽になるかな(笑)
◆2月7日 卒論発表
機能ロボティクス学科最後の学年です.今年の発表者とタイトルは以下の通り.
ロボットアームを用いた筆記システムの構築(林祐樹)
本番で,いきなり会場に質問をしはじめたあたり,余裕があったようです.M先生ねらいの実験結果があったのですが,残念ながらご不在.他の先生にうけていました.いや,内容は至って真面目だったんですが.
卒論については,昨年に引き続き,放棄した学生が多かったです.選択科目ですから,卒論を行わなくても卒業できますから.
一方で一生懸命自分でプログラムを組んで,実験をやっていく学生もいて,両極端な気がします.
学生時代,就職に関する話の中で「(人それぞれ表現の仕方が違うから)熱意では測れない.その点,成績は客観的指標1つである」という話を聞き,その通りだと思いました.今もその気持ちは同じです.ですが,成績は1つの指標でしかなく,本人の意思がなければ何ともならないという事実を突きつけられている気もします.
◆3月9日,10日 日本機械学会関東支部講演会での発表
大学院生が4人発表しました.予稿提出から発表直前まで,いろいろと問題が発覚したりしつつも,諦めずに準備し,発表することができました.
大変だったとは思いますが,学生にとっては良い経験になったと思います.
◆総じて...
本研究室を卒業,修了する皆さんが,今後も向上心を持って成長していってくれることをいつも願っています.
私自身も,来年度の卒論生は理工学部の一期生になりますので,あらためて,新たな気持ちで頑張ろうと思います.