2005年8月27日 キャンパス内グランドにて

オープンキャンパス2日目に,学科主任の望月先生と企業が作成した飛翔ロボットの公開飛行実験が行われました.小型ジェットエンジンを4基積んでいます.燃料は軽油+α.始動時にはガスも用います.写真の水色のケーブルでガスを注入しているところです.起動すると,さすがジェットエンジン,音がすごいです.モータ音とは違います.飛ぶときは,熱風と砂塵を巻き上げてって感じです.700℃くらいになるそうです.下においてあった鉄板は噴射された熱風で過熱され,実験後に水をかけると湯気が立ち上っていました.

さて,まだ制御系はノータッチの状態です.今回の実験では会社の方がラジコンで操縦していました.エンジンの姿勢制御にはローカルフィードバックがかかっているそうです.そのフィードバックゲインは現段階では,経験的(?)に設定しているそうで,見事に不安定に振動していました.第一回目ということで良いもの見ました.最初からパーフェクトじゃつまらないです.制御のし甲斐があるシステムです.燃えてきました(笑).


準備中の様子↑.ジェットエンジン,起動までの作業(調整)が難しそうです.この作業は素人(=学生や教員)でもできるのか?

飛んでいるところ↓.解像度が低い写真になってしまった.見るのに夢中で...