2010年2月17日 卒論発表

 2010年2月17日に二期生の卒論発表会が無事に終了しました.本研究室からは合計4人,40分の発表でした.

◆2月17日 卒論発表
 今年の発表者とタイトルは以下の通りでした.

  倒立二輪ロボットの追従制御 (内田哲彦)
  
ロボットアームによる倒立振子の制御 (ブンゲン プラチャー)
  力覚提示デバイスを用いたロボットアーム操作システム (郡川裕行)
  
車両型ロボットの遠隔操作における衝突回避のための力覚提示 (高橋正人)

 今年も,学生達はしっかり準備をして発表していました.昨年も思いましたが,かなり練習したなと思う流暢さでした(笑).はい,良いことです.やるときは,納得いくまでとことん準備するのが良いです.声に出して話をすれば,頭も整理されるしね.
 昨年も書きましたが,
担当している学生達の発表は自分の鏡をみるようでドキドキします.二年目なので,昨年よりは多少慣れましたが,やはりドキドキ.今年は院生達もドキドキしていたようです.やはり,自分がみていた後輩の発表はドキドキするそうです.終わってから,院生も「しっかり発表していましたね」とホッとしたように言っていました.
 他の研究室の先生方にも学生達が褒められたので,私も
とても嬉しかったです.よかったなぁ.

 さて,本学科は卒論が必修ではないこと,就職活動が長引いたことなどから,今年は途中で卒論をやめてしまった学生が半数ほどいました.研究室の運営の難しさを感じた年でした.そんな中,今回発表した4名は,途中でくじけそうになることもあっただろうと思いますが,それを乗り越えて最後まで卒論に取り組み,立派に発表しました.きっと良い経験になっただろうと思っています.私からみても,卒論発表をしている姿は,皆,堂々としていて自信をつけたように見えました.今後も,この調子で成長していってくれることを願っています.


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◆2月17日 卒論打ち上げ
 
今年は3年生が企画して卒論の打ち上げを行ってくれました.先輩思いの後輩達です.
 場所は研究室とのこと.私は発表会会場の片付けなどもあったので,「打ち上げの準備できたら呼んでね」と学生に伝えておきました.
 しばらくして電話連絡を受け,研究室に行ったら...おや,部屋の半分が暗い.プロジェクタで何かをスクリーンに映しています.あれ,発表の練習の続き?

 
ゲームじゃん...

 あぁ,そうですか.やはり今年も卒論打ち上げはゲーム大会ですか.プロジェクタで,スクリーンで.ま,いいけどね.今日は,ね.
 でも,その前に,食べましょう,飲みましょう.
 
 ということで,いったん,ゲーム機を片付けて,のんびりと談話しながら食べていると,廊下から物音がします.どうやら,今年は両隣の研究室も部屋で打ち上げをしているようですね.しばらくすると,扉をノックする音が.
「包丁ありますか?貸してください」「はい,どうぞ」「ありがとうございました.これ,少しですけど」...まるで,「醤油貸してください」みたいな会話です.ご近所さんですねぇ.で,お礼にいただいたオレンジ色のポテトチップスをありがたくいただいた学生が....

 
「うわっ,辛い!ありえない」

との声(悲鳴?)をあげました.タイ出身のブンゲン君ですら「
辛い辛い」って,おいおい...あ,ホント,かなり辛い.辛いだけの食べ物と言っても過言ではないかも.これは,もしかして,日本の食べ物じゃない?
「ところで,さっきの学生って,どっちの(隣の)研究室だっけ?」「
山●研です.」「...」ドリアンケーキの記憶がよみがえる,私と院生達.
今回も面白いものを食べさせていただきました.ごちそうさまでした.

ま,そんなこんなの飲み会を経て,ゲーム大会突入です.学生達は皆うまい.ゲームとはいえ,惨敗すると...ちょっと悔しい.
あ,でも,ゲームで負けたって,ちゃんと単位は出しますって(笑).