2007年3月29日 実験室の引越し

実験室が今までの3階から4階へ変更になりました.というわけで,引越しです.といっても,学生がまだおらず,一人で使っているだけの実験室ですから,小物が少なくて準備は半日ほどで終了.自分で運べる物は自分で持って上がる.20往復位すれば,それなりに片付きました.

引越し当日は,業者が来る前に,CMGとPC,プリンタなどの精密機器類を,隣の研究室の学生さんに手伝ってもらって運んだ.また,メガスラストモータの電源を大学の電気保守員さんに外してもらう.これが意外と大変な作業(つけてくれたのも同じ人ですが)だったようで,30分以上かかっていました.

そして,装置と什器は引越し業者さんに運んでもらう.いつも思うけれど,引越し業者(の熟練者)のプロフェッショナルぶりには見習うべきものがあるね.洗練された手順で解体,搬送,組み立て.当然,分業化され,リーダーからサブリーダー,バイトまで階層的に指示が行く.動きを見ているだけで,その階層が見えてくる.そして,5時きっかりに仕事完了,撤収.


一番の心配だったメガスラストモータは,業者さんの判断で,実験台の天板を外して天板ごと運んでもらうことになった.思っていたよりあっさりと移動完了(ただし,電源配線は後日)

さて,部屋の改修をしてもらうときに,コンセントを増やしてもらったのだけれど,これが壁から8cmくらい飛び出ている.さらにモールで繋がっている.この出っ張りの性で棚が3本おけないではないか.結局,せっかく増設してもらったコンセントは撤去することに.それにともなって,なぜか,他のコンセントも2箇所使えなくなる...もう一度配線しなおしてとは,さすがにいえない.トホホ.しばらく様子を見ることにする.

朝から作業をして,3時間ほどで新しい部屋に棚などの什器が設置完了.午後は,自分でコツコツと装置を設置し,配線して動作チェック.ただし,メガスラストモータは,電源配線を保守員さんに後日お願いすることになっているので,チェックできず.

引越し業者の通り道が,本実験室にある非常階段だったので,5時ごろまで部屋の中央を什器を持った業者が部屋の中央を行き来していた.5時過ぎ,業者の作業終了後に,掃除をして終了.心配していたよりも順調に終わってほっとする.


引越しの結果,部屋が広くなった.床も白くて明るい.「大きめの机を買おう!」と購入した机が小さく見えるぞ.なんだ,もっと大きな机が置けるではないか.学生が勉強するための大きな机を秋(学生の仮配属)までに購入しよう.

そうそう,前の実験室は「蝿」が多くてこまった.飛んでいるわけではなくて,よく床に転がっていた.びっくりするくらい多かった.今日,引越しのときに棚を動かしたら,やはり,棚の裏にもいっぱい転がっていた.窓の目張りもしたのにな...さて,今度の部屋は大丈夫かな?