東洋大学機械工学科
一年生必須科目「機械工学序論」の一部で実施中

  C班結果(2019年7月1日)

◆各競技項目の最優秀チームと結果◆ 名前は学籍番号順です

1.最長距離(3回走行した中の最長距離で競いました)

    21班 7127[mm]

2.速度(1m地点を通過するまでにかかった最短時間で競いました)

    13班 0.66[s]

3.安定性(3回走行した走行距離の平均値で競いました)

    21班 6903[mm]

4.アイディア(皆さんに最も「すごいな」と思ったチームを投票してもらって決めました)

    13班 距離の記録では最後に抜かれてしまいましたが,そこまで暫定三冠だったインパクトで票を集めました.


◆チームごとの写真◆






                   



◆感想など◆

 速度狙いの発射台形式のチームがいなかったこともあり,今回は全体に速度がゆっくり目でした.距離も伸びないチームが多めだったように感じました.その中で最長記録を出したチームはぶっつけ本番だと言っていましたが,大きめのタイヤでボディの剛性もよく,安定して走っていました.安定性との2冠です.

 最短時間の記録を出したチームはその時点では暫定3冠.つまり,距離も安定性も良い記録が出ていました.壁に接触してしまいましたが,速度が十分出ていたことと,車軸の加工が良かった(タイヤからはみ出る部分をきれいにカットしていた)ことで,壁に接触してもすぐ停止せずに壁に沿って進んで距離を伸ばしていました.距離については最終チームに抜かれてしまいましたが,学生の投票でも優勝です.

 得票については,優勝チーム以外に,ロケットのような円錐と円柱を組み合わせたボディの車もデザインと走行性で票を集めていました.

 これまで約400台の競技を見てきたので,おおよそは走る前に形状で走りそうかどうか予想がつきます.ですが,たまに「何故それで走る?」という車が現れます.剛性がなかったり,すごく小さかったりで,それでは距離がでないだろう?って思うのに,稀に予想を裏切って走る車があるんだなぁ.そういうところは厚紙の絶妙さで奥深いなと思います.


 質問などは1号館4階1432室山川,もしくは1434室山田先生まで.