東洋大学機械工学科
一年生必須科目「機械工学序論」の一部で実施中

  C班結果(2017年6月5日)

◆各競技項目の最優秀チームと結果◆ 名前は学籍番号順です

1.最長距離(3回走行した中の最長距離で競いました)

    立花 亮人君, 望月 春希君,森 琴音さんのチーム

    記録 7624[mm]

2.速度(1m地点を通過するまでにかかった最短時間で競いました)

    内田 青空君,小倉 悠生君,岩瀬 耀平君のチーム

    記録 0.51[s]

3.安定性(3回走行した走行距離の平均値で競いました)

    仙波 拓己君,高橋 恭兵君,高橋 直暉君のチーム

    記録 6602[mm]

4.アイディア(皆さんに最も「すごいな」と思ったチームを投票してもらって決めました)

    立花 亮人君, 望月 春希君,森 琴音さんのチーム

    「〇ャ〇専用ゴム動力車」という見た目を裏切ることなく,最長距離を出して票を集めました.



◆チームごとの写真◆






                   



◆感想など◆

 5年目最初のC班21チームの平均走行距離は3.4mでした.比較的安定して走行するチームが多かったと思います.ゴムを2段階に巻くなど,巻き方を工夫しているチームもいくつか見受けられました.笑いを取るユーモアのあるチームも多く,面白かったです.その一方で,スタートのセッティングの真剣な様子は職人かっていうくらいだったり.真剣に楽しくやるっていう姿勢はとてもいいことだと思います.そして,何より見ている学生たちの反応もよくて気持ちいい競技会でした.

 最長距離を出したチームは,シャープなボディに大きい後輪で,ボディの補強もしっかりされていたし,ゴムの巻き方(回数)も練習したなぁと思いました.ボディがマジックで赤く塗ってあり,どうして赤なのか?という疑問には本人たちが「赤い彗星〇〇専用です!」と説明してくれました.30年経っても不滅なのだな,赤い彗星.走行については加速もよく,少し机にぶつかっても大きな慣性力そのままの勢いで進み,本日の最長距離記録を出しました.

 最短時間の記録を出したチームは,ゴムをまいてスタート地点に置いた車体のゆがみを直す姿が職人のようでした.微調整ができるくらい試走を繰り返したのだろうと思います.

 安定性優勝は,前方に緑に塗ったプロペラ(回らない!)を取り付けた車体でした.安定して勢いよく走りました.ただ,わずかに軌道が曲がるため,途中の壁の凹凸に阻まれました.壁に激突して跳ね返るほどだったので,壁がなければまだ進みそうでしたが,軌道も安定していたので毎回壁に激突していました.惜しい.

 投票結果は,最長距離を出したチームでした.赤い彗星というコピーも皆の心をつかんだ一因ですが,やはり車体性能が良かったことで票を集めたようです.


 質問などは1号館4階1432室山川,もしくは1434室山田先生まで.