東洋大学機械工学科
一年生必須科目「機械工学序論」の一部で実施中

  A班結果(2017年7月17日)

◆各競技項目の最優秀チームと結果◆ 名前は学籍番号順です

1.最長距離(3回走行した中の最長距離で競いました)

    池北 理紀君,石井 雄也君,石河 将太君のチーム

    記録 9350[mm]

2.速度(1m地点を通過するまでにかかった最短時間で競いました)

    谷井 亮太君,仲 大輔君,中里 昂樹君のチーム

    記録 0.30[s]

3.安定性(3回走行した走行距離の平均値で競いました)

    池北 理紀君,石井 雄也君,石河 将太君のチーム

    記録 7353[mm]

4.アイディア(皆さんに最も「すごいな」と思ったチームを投票してもらって決めました)

    池北 理紀君,石井 雄也君,石河 将太君のチーム

    距離と安定性の結果がすごく,票も集めました.



◆チームごとの写真◆









◆感想など◆

 A班21チームの平均走行距離は3.3mでした.今回も全体に奇をてらわずに距離を目指したチームが多かったですね.2班がいきなり壁に到達でした.その後も前方の壁に到達しそうなチームがいくつかありましたが,途中の壁の凹凸に阻まれて前方の壁まで到達しませんでした.競技の一週前は,かなり小さいタイヤのチームが多くて,距離がのびそうにないなと心配していましたが,競技当日にはタイヤが大きくなっているチームが増えていたように思います.後半の一週間で頑張って製作してきたようですね.本番に向けて何度も練習する姿勢や,競技後に再チャレンジする気持ちは,今後も忘れないでほしいなと思います.学生の投票は細かなところをしっかり見ているコメントもあって良かったです.ただ,アイディア賞狙いのチームがいなかったせいか,投票結果も走行性能が高かったチームに軍配が上がりました.

 最長距離+安定性の優勝チームは,ボディをアクリル棒で作成していました.アクリル棒を上手く組み合わせることで剛性を高くしたようです.動輪は厚紙を5枚ずつくらい重ねて幅を持たせると同時に,1枚ずつの加工の凹凸を平均して吸収していたのかなと思います.また,ある程度タイヤに重さを持たせることで惰性での走行ものびたように思います.ゴムの巻き方も工夫していたようでスピードも出ていました.その結果,学生投票でも票を集めて三冠となりました.さらに,このチーム,授業後に皆が帰った後でもう一度走行させていました.その際は見事に教室から外まで走行して,15.22mの記録を出しました.5年間の最長記録です.お見事!

 最短時間の記録を出したチームは,カタパルトを使用していました.アクリル棒を寝かせて使うのは,シンプルだけど強度がありますね.かなり引っ張っても大丈夫.一回目は勢いがありすぎて車がくるくると上下回転してしまいましたが,2,3回目は上手く走行していました.

 なお,今回は大学の入試情報WEBページでの紹介記事を作成するために撮影が入りました.じっとアップで撮影されていた人もいましたね.


 質問などは1号館4階1432室山川,もしくは1434室山田先生まで.