東洋大学機械工学科
一年生必須科目「機械工学序論」の一部で実施中

  B班結果(2016年7月18日)


◆各競技項目の最優秀チームと結果◆ 名前は学籍番号順です

1.最長距離(3回走行した中の最長距離で競いました)

    福島 亮君,三澤 一樹君,武藤 大地君のチーム

    記録 8300[mm](壁に到達したため,ここで計測終了→授業後に測定した記録は9.5m)

2.速度(1m地点を通過するまでにかかった最短時間で競いました)

    川戸 裕介君,郷田 良輔君,曽我部 悠佑君のチーム

    記録 0.10[s]

3.安定性(3回走行した走行距離の平均値で競いました)

    福島 亮君,三澤 一樹君,武藤 大地君のチーム

    記録 7100[mm]

4.アイディア(皆さんに最も「すごいな」と思ったチームを投票してもらって決めました)

    川戸 裕介君,郷田 良輔君,曽我部 悠佑君のチーム

    カタパルト形式で車自体もしっかり作ってあったため,高速で5m走り抜け,票を集めました.



◆チームごとの写真◆






                



◆感想など◆

 全22チームの平均走行距離は2.9mでした.今回は機構が大きく変わっているというチームはあまりなかったように思います.「シンプルに作りました」と言っていたチームが比較的多かった気がします.シンプルにした中で工夫した点をアピールしてほしかったな.

 その中で,最長距離を出したチームは「3列並列とか,○○とか,○○とかを考察したうえで,結果的にシンプルなこの形状になりました」と言っていました.考察は伊達じゃなかったようです!ゴムをまいている時点では少しボディの強度が足りないように見えたのですが,見事に壁まで行きましたね!平均してもよく走っていました.

 一方,カタパルト形式で最速を記録した車には驚いた.笑っちゃうくらい速かった!撮影していたビデオも追いつけなかったらしいです.過去のカタパルト形式の多くは,車自体の走行性能をあまり重視しておらず,最初の1mは速くても距離が出ないチームが多かったのですが,今回の優勝チームは高速のまま5m進んで壁にぶつかりました.車自体が3角形で丁寧に作られていた結果ですね.車体の後方に発射時に車体を引っ張るための棒がついていて,発射速度や方向の調整などがしやすそうでした.

 最長距離を出したチームは授業後に最長距離計測にチャレンジしました.また,他にも再チャレンジを希望したチームが複数いました.そういう姿勢はとても良いと思います.もちろん,本番で上手く走るように調整することが大事ですが,本番で上手くいかなかった悔しさをばねにもっと上を目指す,そういう姿勢もとても良いと思います.


 質問などは1号館4階1432室山川,もしくは1434室山田先生まで.