東洋大学機械工学科
一年生必須科目「機械工学序論」の一部で実施中

  C班結果(2013年6月3日)


◆各競技項目の最優秀チームと結果◆ 名前は学籍番号順です

1.最長距離(3回走行した中の最長距離で競いました)

    齊藤 京介君,高橋 直揮君 のチーム    

   記録 7832[mm](壁に到達したため,ここで計測終了)

2.速度(1m地点を通過するまでにかかった最短時間で競いました)

    Adachi Kiss Mark (矢島 遼君,安達 祐気君,石隈 祐輝君)

 記録 0.4[s](発射台型の軽量車体で速かった)

3.安定性(3回走行した走行距離の平均値で競いました)

    Y3 (市島 泰人君,渋谷 佑紀君,鈴木 優太君) 

   記録 6392.3[mm](3回とも5m以上走行して,安定していました)

4.アイディア(皆さんに最も「すごいな」と思ったチームを投票してもらって決めました)

    スペースシャトル (森田 賢周君,吉田 和史君)

  親亀子亀方式の分離型で上の車体が滑り落ちていくアイディアへの評価が高かった



◆チームごとの写真◆







◆感想など◆

 正直なところ,想像以上に走っていて驚いた!すばらしい.全チームの平均走行距離は3.5mでした.

 そして,形やアイディアもいろいろあって面白かった.製作時から,タイヤを円柱にしたり,車体の剛性をあげたり,形に凝ってみたりと,どのチームもそれぞれの工夫をしていました. 

 また,最長距離が出たときなどに自然に会場から拍手がわいてきて,互いを褒め称える精神がとてもすがすがしかったです.一生懸命にやると,他者のすごさも判るものですよね.

 本番ではうまく走らなかったチームも,写真撮影後に「実は走るんです」と見せてくれたりして,最後までやり通す気持ちが良かったです.

 最長距離を出したチームは,2回目までは平均3.8m.3回目でいきなり7m越えで部屋の壁に到達したので計測終了.最初にゴムをかなり伸ばしていて勢いがありました.

 最短時間の記録を出したチームは,発射台型.軽量ボディのせいで加速にまけてしまったのか,バランスを崩して倒れることもあったけれど,最初のスタートが速かった.

 安定性があったチームは,軸を太くしたうえで軸受部分の抵抗を減らす工夫をしたり,タイヤも2枚を丁寧に組み合わせたりしていて,全体に丁寧で,作り自体にも安定感がありました.

 投票で1位になったのは,本人達もアイディア賞狙いと言っていた2台を組み合わせるもの.最初に上に車を乗せたまま下の台車が動く.台車にブレーキが掛かって止まり,慣性力で上の車が

 前に滑り出すというもの.2回目の走行で成功したときは歓声があがりました.

質問などは1号館4階1432室山川,もしくは1434室山田先生まで.