東洋大学機械工学科
一年生必須科目「機械工学序論」の一部で実施中

  A班結果(2013年7月22日)


◆各競技項目の最優秀チームと結果◆ チーム名は報告書提出後に記載します(名前は学籍番号順です)

1.最長距離(3回走行した中の最長距離で競いました)

     廣川 健太君,福田 一貴君,船戸 将君 のチーム 

    記録 8337[mm]

    (壁に到達したため,ここで計測終了.壁に到達した2チームで行った一位決勝戦を制しました)

2.速度(1m地点を通過するまでにかかった最短時間で競いました)

    猪瀬 将弘君,平田 徹也君 のチーム    

  記録 0.6[s]

3.安定性(3回走行した走行距離の平均値で競いました)

    真田 将幸君,猿田 文明君,正田 光輝君 のチーム 

   記録 7127.7[mm]

4.アイディア(皆さんに最も「すごいな」と思ったチームを投票してもらって決めました)

    真田 将幸君,猿田 文明君,正田 光輝君 のチーム  

   走行距離の安定性で票を集めました



◆チームごとの写真◆







◆感想など◆

 前回のB班とはまた傾向が違っていて,今回のA班は堅実に距離を狙うチームが多かったように感じました.

 全チームの平均走行距離は3.6mで,C班を抜いて一番長かったです.先人の様子をビデオ等で知っているとはいえ,よくぞ越えました!

 最長距離については,2チームが反対側の壁に到達しました.最初に行ったC班よりもスタートラインを下げて,競技スペースを長くしたのですけれど,ついに一位決定戦を行う日が来ました!

 一位決定戦は,一発勝負の走行距離測定です.この一位決定戦を制したチームは,ゆっくりスタートして安定して真っ直ぐ進んでいました.

 一位決定戦で惜しくも敗れたチームは,本番の平均走行距離がトップでした.この平均値7m越えの記録はA〜C班の中で最長です.

 ちなみに,上から見ると車軸が平行じゃないのに真っ直ぐ進むんだよなぁ,不思議だなぁ.製作後に調整をしたそうで,その結果,安定して走行していました.

 この圧倒的な走行距離のため,皆の投票でも一位になりました.二冠達成です.

 アイディアについては,風の谷からやってきたという車(虫?)も,実は見た目勝負だけでなく,裏返してみると工夫した2輪タイヤが付いていたりして,皆の票を集めていました.

 分離型のチームの一つは凝った機構をつくっていたのだけど,本番一回目で上手く動かず,上の軽い車体だけで走らせたら,最速でした.

 分離型のように一見してわかるような工夫だけに限らず,ゴムを各車軸につけて駆動力を上げたり,摩擦を減らすために軸受け部分を工夫したり,タイヤの形状を変えたりと,

 地道な工夫と努力をしていたチームが多かったように思います.

 

質問などは1号館4階1432室山川,もしくは1434室山田先生まで.