2017年春学期  


科目名
学年
受講人数
評価
備考
機械工学序論
183
出席点+レポート 6人の教員でオムニバス+PBL
制御工学I
3
107
中間テスト+期末テスト,演習・レポート  
制御工学I
3
85
中間テスト+期末テスト,演習・レポート   
機械工学実験II
3
68
出席点+レポート  
副専攻概論
2〜
102
平常点(課題)
各コースのオムニバス
卒論I
4
9
輪講,平常点,中間報告 卒研
卒論II
4
1
輪講,平常点,中間報告 卒研(秋配属)
・序論の実習は,最長記録が出た.ノリがいい感じの学生が盛り上げていた.大学WEB用のビデオ撮影があった.教員の動画は削除してほしいなぁ.報告書は相変わらず未提出が多いし,差が激しい.過去のデータを知らb手たら,これが未提出だと退学する確率が高い.
・制御工学Iは,中間テストの点は良いのだが,期末は良くない,と昨年と同じだな.昨年は最終的に2クラスの平均の差がなくなったけど,今年は5点くらい差が残った.おおよそここに昨年書いた感想と同じ.演習問題と少しパターンを変えただけで一気に出来なくなる感じも相変わらず.
・実験は履修登録者が倍増で元に戻った感じ.良かった.ただ,レポートがひどい学生はひどく,再提出で呼び出しても来ない.提出物に対する考えが甘い.
・副専攻概論の初年度.とりまとめ担当が当たった.狙われた気がするのは気のせいだろうか.シラバス作成,第一回目と第15回目の内容,および全体の進め方などを調整.スケジュール調整でミスったけど,全体には思ったより運営はスムーズだったかな.学生の感想は不明だが.
・今年も春学期は大学に来ない学生が多い.でも,昨年よりは少しマシかな.進学希望者がいるおかげかな.


◆「機械工学序論」 (山川担当分のみ) 関連ページ

内容
ポイント
3回分
ゴム動力車競技! 与えられた材料(厚紙2枚とプラスチック棒6本と輪ゴム)で,ゴム動力で動く車を作り,走行距離と走行速度を競います.タイヤの数とサイズ,ボディの形状,輪ゴムの使い方で,走行速度や距離,走行の安定性と再現性が変わってきます.そこには材料力学や運動学,機構学などの機械設計の考え方や,加工法やプロセス管理などの製造に関する考察が入ってきます.
アイディアや結果に対する考察をレポートにまとめて提出.

◆「制御工学I」 授業日程 manabaコース

内容
ポイント
授業の進め方について テキストは北川・堀込・小川「自動制御工学」.
評価は中間・期末テスト+α(講義中の演習・レポート)
制御とは? 自動制御の歴史.JISによる定義.講義の内容など.
システムの数式モデル(1) モデル化について.車の振動を簡略化したモデルとしてのばねダンパ系.バネダンパ系の運動方程式で表すと,2階の微分方程式(数式モデル)が得られることを理解する.電気回路も2階の微分方程式で得られる.
システムの数式モデル(2) 微分方程式を解けば,システムの挙動が得られるが,高階の微分方程式を解いて解析するのは大変である.そこで,Laplace変換を導入する.ここでは,Laplace変換の定義,性質(定理)を理解する.基本的な公式は覚える.定理も頭に入れておく.
システムの数式モデル(3) 逆Laplace変換の定義を学び,Laplace変換を用いた微分方程式の解法を学ぶ.簡単な関数については,Laplace変換前後の対応を覚える.簡単な一次微分方程式などで,微分方程式とラプラス変換後の代数方程式との対応を理解して欲しい.
システムの数式モデル(4) 制御工学でのシステム表現である伝達関数,および特性方程式,極などの定義を学ぶ.レポート課題.
システムの数式モデル(5) ブロック線図を学ぶ.
中間試験  
システムの安定性(1) 伝達関数表現されたシステムの安定性について学ぶ.安定性の定義,システムの極との関係を学ぶ.一次系で理解し,イメージを掴むこと.
システムの安定性(2) ラウスの安定判別法.レポート課題.
10
時間応答1 応答の種類の説明.時間応答と周波数応答の違い.一次遅れ系のステップ応答と時定数.
11
時間応答2 二次系のステップ応答(過渡応答)と制御指標について学ぶ.レポート課題.
12
時間応答3 極配置と過渡応答の関係を理解する.システムの過渡応答(収束速度や振動)は,おおよそは極によって推測できることを理解しよう.
13
時間応答4 定常状態について学ぶ.定常偏差,速度偏差などを理解し,システムの型とフィードバック制御について学ぶ.
14
演習とまとめ 外乱があるときの定常偏差の変化.制御系設計の演習.総括.
15
期末試験  

◆「機械工学実験II」 授業日程

内容
ポイント
ガイダンス 実験テキストの配布,諸注意.
グラフの描き方や読み方,および結果と考察について.
実験は全て出席し,レポートを提出すること.
2〜
テーマ4「DCモータの制御実験」
(2週に分けて実施)
第一週:DCモータを対象とし,ステップ応答によるシステムの同定を行う.PI制御のゲインを変えて応答を比較する.安定限界となるゲインを実験的に求める.
第二週:コントローラ設計(PIゲインの決定)を行い,古典制御およびモータ制御について理解する.
※準備として理論解などを求めてから実験を行う.特に自信のない人は,テキストを読んで予習をしてくること.
レポート 2週の実験後,レポートを一週間以内に提出 実験で得られた結果をまとめ,参考文献等を調べて考察し,自分の考えをまとめること.この際,全体の構成(話の流れ)を意識してまとめること.提出物であるので,相手に分かりやすい表現を心がける.
当然,途中書きのレポートは受け取らない(=再提出)

◆「副専攻概論」 (山川担当分のみ)

内容
ポイント
1回目
はじめに 副専攻とは?3つのコースの概要,副専攻の履修について.
副専攻概論について
15回目
まとめ 副専攻とキャリアデザインについて考える.

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