ファイナンス数学応用: 講義情報

開講学期 秋学期
キャンパス 東洋大学白山キャンパス
科目名 ファイナンス数学応用
単位数 2
教員氏名 関 勝寿
テーマ・サブタイトル ファイナンスに必要な統計学
講義の目的・内容

現在、金融だけでなく他のビジネスの分野においても、ファイナンスの知識は不可欠となっている。そこで、ビジネスの現場で用いるファイナンスを理解し、使いこなす事ができるようになるために、統計の基礎を身に付けることがこの授業の目的である。そのために、ファイナンスに必要な統計学の基礎的な内容について、記述統計学の内容を中心に学習する。具体的には、平均、分散、度数分布、回帰分析、確率、確率分布、正規分布といった学習項目である。

この科目は会計ファイナンス学科ビジネス金融コースとファイナンス・プロフェッショナルコースにおける基礎的な科目である。

到達目標
  1. 平均、分散、相関係数などの統計の基本を理解し、計算能力を身につける。
  2. 確率論を理解し、具体的な事象を確率変数を用いて説明することができる。
  3. ファイナンスで扱われる事象を統計的に分析し、考察することができる。
講義スケジュール 2017年度秋学期(木曜5限)
日付 内容 小テスト
9月28日第1回 イントロダクション 小テスト練習
10月5日第2回 平均値 (テキスト1章)
10月12日第3回 標準偏差と分散 (テキスト1章) 小テスト第1回
10月19日第4回 度数分布 (テキスト2章)
10月26日第5回 度数分布からの平均・分散の計算 (テキスト2章) 小テスト第2回
11月2日第6回 回帰分析と最小2乗法 (テキスト3章)
11月9日第7回 相関関係と相関係数 (テキスト3章) 小テスト第3回
11月16日第8回 順列と組合せ (テキスト4章)
11月23日第9回 確率 (テキスト4章) 小テスト第4回
11月30日第10回 確率変数と確率分布 (テキスト5章)
12月7日第11回 二項分布とポワソン分布 (テキスト6章) 小テスト第5回
12月14日第12回 正規分布 (テキスト6章)
12月21日第13回 正規分布の確率計算 (テキスト6章) 小テスト第6回
1月11日第14回 総合演習
1月18日第15回 期末試験と講評
指導方法
  • テキストと電卓を毎回持参すること。
  • 講義ごとに毎回きちんと理解を積み重ねること。
  • あらかじめテキストの該当範囲を読んで予習をすること。テキストを読んでも理解できない個所を明確にした上で授業を聴講し、それでも分からないことは質問する、といったように、積極的に自ら理解しようと努めること。
  • 講義では、可能な限り演習問題を解くことで自ら統計分析する力をつける。自らの力で演習問題に取り組むとともに、解けなかった問題については、きちんと解説を理解し、後で解き直して復習すること。
事前・事後学習
  • (事前学習)あらかじめテキストの該当範囲を読んで予習をすること。
  • (事後学習)授業時間外に実施する小テスト課題を解く。
成績評価の方法・基準

小テスト6回と期末試験で評価する。小テストはToyoNet-ACEを使って授業時間外にPC教室あるいは自宅のPCで受験する。小テスト受験時間は、授業終了時刻から、その授業の5日後の17:00までである。小テストの受験回数が3回以下の者は、試験未受験扱いとなり単位が認定されない。小テストを試験実施期間内に受験しなかった場合には、いかなる理由があっても再受験は不可能であり、その小テストは0点として扱う。通信の不具合があっても再受験は認めないため、必ず「小テスト一覧」から「提出済み」となっていることを確認すること。

小テストの平均点70点以上は期末試験の受験を免除し、小テストの平均点が評価点となる。小テストの平均点70点未満の者は期末試験を受験し、「小テスト平均点」と「期末試験点数」の平均点が、評価点となる。たとえば、小テストの平均点が60点で、期末試験が90点の場合、その平均点の75点が評価点となる。評価点から、東洋大学成績基準によって成績をつける。すなわち、評価点60点以上で単位が認定される。期末試験実施要領については「備考」欄を参照すること。

4年生を特別扱いすることは一切ないので「卒業できないから単位下さい」という者は、はじめからこの授業を履修しないこと。

受講要件 なし。ただし、「ファイナンス数学基礎」をあらかじめ履修していることが望ましい。
テキスト 宮川公男『基本統計学 第4版』有斐閣(¥3,024)
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関連分野・関連科目 「証券投資入門」「証券投資論」「ファイナンス情報処理特論」の授業を履修する場合には、この科目(ファイナンス数学応用)を履修しておくことが望ましい。
備考 【期末試験実施要領】
  1. 期末試験の範囲は、授業で学習した教科書の範囲とする。
  2. 教科書、ノート、参考書、電卓、計算用紙、その他持ち込み可能である。ただし、携帯電話、スマートウォッチ等通信機能のついた機器は持ち込み不可(携帯電話は電源を切って鞄にしまう)である。特に、学生証、筆記用具、教科書、電卓、計算用紙を忘れないこと。教科書に掲載されている表(正規分布表)が試験問題の解答に必要である。試験当日は、一切の貸し出しをしない。
  3. 試験時間は60分とする。授業開始時間から問題配布を開始し、きりのいい時間に試験を開始する。授業開始後20分以上の遅刻は受験を認めない。
  4. 期末試験免除の要件と最終的な成績評価の方法は「成績評価の方法・基準」を参照。