活動記録


フェアトレードのまとめ

報告  久保愛美

5月31日の授業の中で、フェアトレードについてまとめた本を分担し、要約を発表しました。

・ 本(フェアトレードの話)の内容
第一章 <フェアトレードってなあに?>
フェアトレードの主な目的は公正な貿易によって貧困を減らそうというものです。フェアトレードは環境に配慮したり無農薬栽培など、短期的な利潤ではなく長期的で安全な発展を思考します。


第二章<フェアトレードの歴史>
フェアトレードはチャリティーの一部として始まりました。初期のフェアトレードは援助「する側」「される側」といった境界線が依然として明確でした。1980年に開催された国連貿易開発会議で“Not Aid But Trade”(援助ではなく貿易を)がスローガンとなり、現在ではよりプロフェッショナル化してきています。

第三章<欧米のフェアトレードの状況>
欧米諸国におけるフェアトレードの売り上高を見てみるととりわけドイツにおける50億円がトップです。続いてイギリス、オランダ、アメリカとなっています。

第四章<日本のフェアトレード>
フェアトレードがどの程度日本の消費者に知られているか都内で調査が行われています。その調査によるとフェアトレードについて知らないという人が75%で大半を占めています。しかし、主に30代、40代の女性の関心が高くこれからの広がりを期待できます。

第五章<フェアトレード商品取り扱い店舗の広がり>
日本国内の取り扱い店舗は約295店舗あります。グローバルビレッジのフェアトレードの事業部門を法人化し設立された「フェアトレードカンパニー」を主としフェアトレードは取り組まれています。

第六章<日本のNGOとフェアトレード>
日本のNGOにもフェアトレードをてがけるところが多くなっています。

第七章<おわりに>
世界中にグローバリゼーションの嵐が吹き荒れています。しかしそれによって利益を拡大しているのはほんの一部の大企業です。貧しい人もきちんと仕事をすれば生活が成り立つ世界うを築くことこそ平和な世界への第一歩でしょう。

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