中野 剛治
なかの こうじ
Koji NAKANO 

東洋大学 経営学部 専任講師

Last updated:04/01/2011







2011年度春学期 ベンチャー企業論・ベンチャー企業論A ベンチャー企業によるイノベーションの創出  

講義スケジュール / 講義の目的・内容 / 到達目標 / 指導方法 / 成績評価の方法 / テキスト・参考書


講義スケジュール(予定)  (講義資料のダウンロードにはパスワードが必要です)

●履修に際しての注意
2年生は「ベンチャー企業論」、3年生以上は「ベンチャー企業論A」と名称は異なりますが、
講義自体は同一時間同内容です。
なお、2000年カリキュラムの方は通年開講で「ベンチャー企業論」となり、
「ベンチャー企業論」「起業支援論」を 通年で受講していただきます。
「ベンチャー企業論」は上記両講義の単位取得要件を満たさなければ単位は取得できませんので、ご注意ください。

●講義資料について
今学期の資料配付は、Toyonet-Aceを用いて行います。
欠席した場合は、Toyonet-Aceにログイン後、ベンチャー企業論・ベンチャー企業論Aのページからダウンロードしてください。

第1回 オリエンテーション:ベンチャー企業の「虚像」と「実態」
第2回 ベンチャー企業の定義と分類
第3回 ベンチャー企業の歴史的展開(1)
第4回 ベンチャー企業の歴史的展開(2)
第5回 ベンチャー企業によるイノベーション(1)
第6回 ベンチャー企業によるイノベーション(2)
第7回 ベンチャー企業の事業創造プロセス(1)
第8回 ベンチャー企業の事業創造プロセス(2)
第9回 成功したベンチャー企業・失敗したベンチャー企業
第10回 ベンチャー企業の企業者ネットワーク
第11回 ベンチャー企業の資金調達
第12回 産学連携と大学発ベンチャー企業
第13回 社内における新規事業創造〜社内ベンチャー制度〜
第14回 まとめ:ベンチャー企業によるイノベーションの創出

●ご利用上の注意事項
講義資料は 「PDF」形式で作成しています。
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講義の目的・内容

本講義は、ベンチャー企業を対象として、
新規事業が創出するイノベーションについての理解を深めることを目的とします。

近年、様々な内容で多くのベンチャー企業やその経営者が世間の話題を賑わせています。
IT関係に止まらず、医療やバイオといった分野でも話題になることは少なくありません。
しかし、これだけ話題になっているにも関わらず、ベンチャー企業についての理論は
未だ体系化されているとは言い難いのが現状です。

そこで本講義では、ベンチャー企業が新規事業を創出していく過程を、
イノベーション論の視点から検討していきます。
本講義を通じて一人でも多くの受講生の皆さんがベンチャー企業・新規事業に興味を持ち、
また将来的に様々な立場で新規事業を展開していく人材が創出されることを期待します。


到達目標

1.ベンチャー企業の定義・分類ができる。
2.ベンチャー企業の歴史的経緯について説明できる。
3.ベンチャー企業の起こすイノベーションについて説明できる。
4.ベンチャー企業の事業創造プロセスを説明できる。
5.企業者ネットワークの特徴について指摘できる。
6.ベンチャー企業の失敗・成功要因を指摘できる。
7.大学を取り巻くベンチャー企業と産学連携のフレームワークについて説明できる。
8.大企業の社内における新規事業について説明できる。
9.ベンチャー企業の抱える問題点について討議できる。


指導方法

1.具体的な事例を織り込みながら、講義を中心に進めていきます。

2.予習・復習として、新聞やテレビ、雑誌やWeb等を通じて、今ベンチャー企業で何が起きているのかを確認しながら、
ご自身の問題意識を持って受講してください。詳しくは初回の講義で説明します。

3.講義についての連絡はToyonet-Aceまたは講義用ホームページhttp://www2.toyo.ac.jp/~nakano/上で行いますので、
講義前、講義後には必ず確認してください。
なお、講義資料等のダウンロードにはパスワードが必要なので、
受講者は第1回〜第3回までの講義に必ず出席し、パスワードを確認すること。

4.講義内容についての質問は、講義終了後、オフィスアワー、あるいはメールでも受け付けます。
なお、質問のフィードバックは基本的に講義時に行います。


成績評価の方法

試験と小テスト(知識・理解、思考・判断)、レポート(知識・理解、思考・判断、関心・意欲)で評価します。
具体的には、期末試験70点、小テスト30点、レポート20点の配点で成績判定を行い、うち期末試験の受験を単位判定要件とします。
上記の合計点が39点以下はE、40〜59点はD、60〜69点はC、70〜79点はB、80〜89点はA、90〜120点はSとします。


テキスト・参考書

<テキスト>
講義時に適宜レジュメを配布、もしくは事前に講義用ホームページからダウンロードする形を取ります。

<参考書>
長谷川博和 (2010) 『ベンチャー・マネジメント[事業創造]入門』 日本経済新聞出版社. ¥3,150
一橋大学イノベーション研究センター編 (2001) 『イノベーション・マネジメント入門』 日本経済新聞出版社. ¥2,940
金井一ョ,角田隆太郎編 (2002) 『ベンチャー企業経営論』 有斐閣. ¥2,415
近能善範・高井文子 (2010) 『コア・テキスト イノベーション・マネジメント』 新世社. ¥3,129
松田修一 (2005) 『ベンチャー企業<第3版>』 日本経済新聞出版社. ¥903
高橋伸夫,中野剛治編著 (2007) 『ライセンシング戦略』 有斐閣. ¥2,415


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