中野 剛治 東洋大学 経営学部 専任講師 |
Last
updated:04/01/2011 |
2011年度春学期 現代の経営 身近な組織から経営現象を考える
講義スケジュール / 講義の目的・内容 / 到達目標 / 指導方法 / 成績評価の方法 / テキスト・参考書
講義スケジュール(予定) (講義資料のダウンロードにはパスワードが必要です)
●講義資料について
今学期の資料配付は、Toyonet-Aceを用いて行います。
欠席した場合は、Toyonet-Aceにログイン後、ベンチャー企業論・ベンチャー企業論Aのページからダウンロードしてください。
第1回 イントロダクション
第2回 身の回りの組織を考えてみよう
第3回 意思決定と問題解決
第4回 近代組織論の成立
第5回 組織の目的
第6回 組織の成立とコミュニケーション
第7回 組織の成長と階層原理
第8回 分業と専門化
第9回 人はなぜ働くのか
第10回 命令と習慣
第11回 事業を成功させるには
第12回 経営者の仕事とは
第13回 企業の社会的責任
第14回 まとめ:「常識の学問」としての経営学
●ご利用上の注意事項
講義資料は 「PDF」形式で作成しています。
Acrobatをお持ちでない方は、下のバナーをクリックし、AdobeReaderをダウンロードしてからご覧ください。
本講義は、経営学を初めて学ぶ皆さんを対象に、
「経営するとはどういう事だろう?」という問いに対してこれまで経営学がどのように応えてきたか、
その基本的な視座を提供することを目的とします。
企業を取り巻く環境やさまざまな制度の変化がめまぐるしい現在、
皆さんの中にも、時代の最先端をいっている(と言われている)企業や
経営者によって行われている諸処の活動に、
新しい時代の息吹を感じている方も少なくないかもしれません。
しかし一見新しいように見えるこれらの現象も、
実は多くの場合、過去の知見の中にすでに見られていることがほとんどなのです。
そこで本講義では、皆さんの身近にある「組織」で起こる現象を例に挙げながら、
経営するとはどういうことかを考えていくための基本的な分析枠組みを提示していきます。
経営学は皆さんの社会や生活に密接に関連している学問です。
受講生の皆さんも、自分にとって身近な例を頭に思い浮かべながら、
講義に参加してください。
1.身近な組織を分析する際に必要な基礎的な考え方について説明することができる。
2. 経営学の基礎的な用語について説明することができる。
3. 身近な組織現象について簡単に分析することができる。
4.「経営する」とはどのようなことか、講義内容を元に討議することができる。
1.具体的な事例を織り込みながら、講義を中心に進めていきます。
2.予習・復習として、新聞やテレビ、雑誌やWeb等を通じて、
今企業という組織で何が起きているのかを確認しながら、ご自身の問題意識を持って受講してください。
詳しくは初回の講義で説明します。
3.講義についての連絡はToyonet-Aceまたは
講義用ホームページhttp://www2.toyo.ac.jp/~nakano/上で行いますので、
講義前、講義後には必ず確認してください。
なお、講義資料等のダウンロードにはパスワードが必要なので、
受講者は第1回〜第3回までの講義に必ず出席し、パスワードを確認すること。
4.講義内容についての質問は、講義終了後、オフィスアワー、あるいはメールでも受け付けます。
なお、質問のフィードバックは基本的に講義時に行います。
講義への出席を前提とし、試験と小テスト(知識・理解、思考・判断)、レポート(知識・理解、思考・判断、関心・意欲)で評価します。
具体的には、14回中9回以上の出席かつ期末試験の受験を単位判定要件とし、
期末試験60点、小テスト40点、レポート20点の配点で成績評価を行います。
上記の合計点が39点以下はE、40〜59点はD、60〜69点はC、70〜79点はB、80〜89点はA、90〜120点はSとします。
<テキスト>
高橋伸夫 (2007) 『コア・テキスト 経営学入門』 新世社. ¥2,415
<参考書>
C.I.バーナード (1968) 『新訳経営者の役割』 山本安次郎 訳, ダイヤモンド社. ¥2,100
高橋伸夫編 (2005) 『170のkeywordによるものづくり経営講義』 日経BP社. ¥1,890
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