中野 剛治 東洋大学 経営学部 専任講師 |
Last
updated:11/14/2010 |
2010年度秋学期 ベンチャー企業論B 〜起業支援論:ベンチャー企業の新規事業戦略〜
レポート / 講義スケジュール / 講義の目的・内容 / 到達目標 / 指導方法 / 成績評価の方法 / テキスト・参考書
Toyonet-Aceに掲載する(10/7掲載済み)ファイルを各自印刷した上で、指定部をホッチキスで留めて提出してください。
同内容であれば、各自WordやExcelなど作成したものでも可。
ただし、表紙はToyonet-Aceで配布のものを使用のこと。
締め切り 12/16(木) 講義開始時 講義教室にて回収(←期限を一週間延長しました:11/14)
回収時間に遅れた場合は受け取らない(受け取ったとしても評価は極めて低くなります)ので、注意すること
当日欠席の場合は、出席する友人に預けるか、12/9以前の講義の際に持参のこと(直接持参以外は認めません)。
手違いがあるといけませんので、私が不在の時に研究室のボックスに投函するといった行為はおやめください。
提出要項以外の行為ですので、無効とし0点とします。
事業計画書の提出は単位取得要件です。提出しなかった方についての評価は、
小テストや期末試験の点数がどんなに良くても、「*」とさせていただきます。
提出された事業計画書は返却しないので、各自提出前にコピーを取っておくこと。
また、受領した方については学籍番号をToyonet-Ace上に掲載しますので、ご確認ください。
詳しくは10/7のレジュメを参照のこと。
●履修に際しての注意
2000年カリキュラムの方は通年開講で「ベンチャー企業論」となり、
「ベンチャー企業論A」「ベンチャー企業論B」を
通年で受講していただきます。
「ベンチャー企業論」はA/B両講義の単位取得要件を満たさなければ単位は取得できませんので、ご注意ください。
●講義資料について
今学期の資料配付は、Toyonet-Aceを用いて行います。
欠席した場合は、Toyonet-Aceにログイン後、ベンチャー企業論Bのページからダウンロードしてください。
第1回 (9/30) オリエンテーション:ベンチャー企業の概略
第2回 (10/7) インキュベーター(1)
第3回 (10/14) インキュベーター(2)
第4回 (10/21) インキュベーター(3)
第5回 (10/28) ベンチャー企業の支援政策
第6回 (11/4) 会社の設立/起業家の育成
第7回 (11/11) 新規事業創造における事業戦略(1)
第8回 (11/18) 新規事業創造における事業戦略(2)
第9回 (11/25) ベンチャー企業のマーケティング
第10回 (12/2) 資金計画と事業収支予測
第11回 (12/9) ベンチャー企業のリスクマネジメント
第12回 (12/16) ベンチャー企業の法的問題/失敗とその再生
第13回 (1/6) まとめ:起業支援とベンチャー企業の新規事業戦略
第14回 (1/13) 講義内試験
●ご利用上の注意事項
講義資料は 「PDF」形式で作成しています。
Acrobatをお持ちでない方は、下のバナーをクリックし、AdobeReaderをダウンロードしてからご覧ください。
本講義は、新規事業の創出を支援するインキュベーターに着目し、
彼らの支援手順に則りながら、ベンチャー企業の新規事業戦略について理解を深めることを目的とします。
新規事業を創造する際には、どのようなビジネスを行い、
どのように収益を上げるのかを考えなければなりません。
それをまとめたものが「事業計画書」ですが、
その作成のためにはまず資金の獲得をどうするか、
人的資源をどうするのかといったところについて検討しなければなりませんし、
また事業化後には営業やマーケティングが欠かせません。
しかし、これらの作業すべてを経営資源の希少なベンチャー企業のみで行うことは事実上不可能です。
そこで本講義では、起業を支援する様々な機関の政策や支援手法を検討しながら、
最終的に受講生の皆さんが自分で事業計画書を作成できる能力の涵養を目指します。
本講義を通じて一人でも多くの受講生の皆さんがベンチャー企業に興味を持ち、
また将来的に様々な立場で新事業を展開していく人材が創出されることを期待します。
1.ベンチャー企業の概略およびベンチャー企業の支援政策を説明できる。
2.インキュベーターについて説明・討議ができる。
3.会社の設立について説明できる。
4.起業家がどのように育成されてきたのかを説明できる。
5.新規事業創造における事業戦略のフレームワークを説明できる。
6.ベンチャー企業の資金計画について説明できる。
7.ベンチャー企業のマーケティングについて説明できる。
8.ベンチャー企業の法的問題・リスクマネジメントについて指摘できる。
9.ベンチャー企業の失敗とその再生について説明できる。
10.事業計画の作成および討議ができる。
具体的な事例を織り込みながら、講義を中心に進めていきます。
新聞やテレビ、雑誌等を通じて、今ベンチャー企業で何が起きているのか、問題意識を持ちながら受講してください。
講義についての連絡はToyonet-Ace上で行いますので、
講義前、講義後には必ず確認してください。
また講義資料等のダウンロードにはパスワードが必要なので、
受講者は第1回〜第3回までの講義に必ず出席し、パスワードを確認すること。
講義内容についての質問は、オフィスアワー、講義終了後、あるいはメールでも受け付けます。
試験と小テスト(知識・理解、思考・判断)、レポート(知識・理解、思考・判断、関心・意欲)で評価します。
具体的には、期末試験70点、レポート30点、小テスト20点の配点で成績判定を行い、
うち期末試験の受験とレポートの提出を単位判定要件とします。
上記の合計点が39点以下はE、40〜59点はD、60〜69点はC、70〜79点はB、80〜89点はA、90〜120点はS(ただし2001年度以前の入学生は80〜120点がA)とします。
<テキスト>
講義時に適宜レジュメを配布します。
また、一部の資料についてはToyonet-Ace上で配布することもあります。
<参考書>
金井一ョ,角田隆太郎編 (2002) 『ベンチャー企業経営論』 有斐閣. \2,415
松田修一 (2005) 『ベンチャー企業<第3版>』 日本経済新聞社. \903
ウィリアム・バイグレイブ, アンドリュー・ザカラキス (2009) 『アントレプレナーシップ』 高橋徳行・田代泰久・鈴木正明 訳, 日経BP社. \4,725
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