コード 8364801
2010年 1年次配当
(春)国際観光研究 選択 2単位
21世紀観光大交流の人的移動に関する研究 教授 梁 春香
講義の目的・内容
この講義では、国際観光交流の本質と性格、意義、概念について、教授することを目的とする。
国際観光交流は草の根の交流をベースに、いわゆる平和へのパスポートだとも言われる。それによって、国際相互理解の増進、国際親善の促進など社会、文化、教育、環境といった非経済的な分野に大きな影響を与える。世界の国際観光交流量を産業からみえば、今日では世界最大の産業のひとつになっていることを理解してほしい。
さらに本講義では、理論だけでは、調査研究、交流現場の視察などを実施することもある。
講義は国際観光交流の役割、意義を明らかにしたうえ、その交流の動向を把握することを最終目標とする。
受講者数は指定された教室の受容範囲内を超えないこと。
講義スケジュール
第1項 :イントロダクション
第2項 :国際観光交流の意義、概念1
第3項 :国際観光交流の意義、概念2
第4項
:世界からみる国際観光交流1
第5項 :世界からみる国際観光交流2
第6項 :世界からみる国際観光交流3
第7項
:北東アジア地域の国際観光交流1
第8項 :北東アジア地域の国際観光交流2
第9項 :北東アジア地域の国際観光交流3
第10項
:日中韓三国の観光交流1
第11項 :日中韓三国の観光交流2
第12項 :日中韓三国の観光交流3
第13項
:特別講義(外部講師による講義)
第14項 :観光政策と国際観光交流
第15項 :総括、レポート提出
指導方法
基本的に講義形式で行う。
成績評価の方法・基準
学習態度と出席率(30%)とレポート(70%)を総合的に評価する。
レポートは、上記到達目標にある内容の理解・習得度を問うものとする。そのうえで、学内成績評価基準に則って評価する。
テキスト
JNTO国際観光白書最新年度版「世界と日本の国際観光交流の動向」編著独立法人国際観光振興機構(JNTO)
定価4000円
参考書
講義の進捗状況に合わせて、指示する。
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