場所:機械・電気電子情報実験棟304号室 |
高信頼性のミリ波・光波通信、高解像度光イメージング、高精度の測距・リモートセンシングを行う為には、
伝搬途中に存在する乱流大気や気象粒子等と電磁波(光波を含む)との相互作用を詳細に把握する事が必要となってきます。乱流大気や気象粒子は、
空間的・時間的にもランダムに変化しているために、総称してランダム媒質と呼ばれます。
当研究室では、 このようなランダムに変化する媒質中の波動の散乱メカニズムと基礎的な伝搬
特性の解明を研究の主目的として、散乱によって波動の受けた情報を利用した媒質の診断への応用を検討しています。
このように、対象とする媒質や物体が不規則に変化をしているために、媒質を通常の方法では、簡単に記述できません。そこで、解析では、
まず媒質や表面状態の統計的性質を記述し、次に、その媒質内又は表面上での電磁波との相互作用を、どこまで如何に取り扱うかが主要な問題
となります。実は、この種の問題は、生体組織の診断から天体観測までと広範囲の研究分野で共通した問題でもあります。 以下に、主要な
研究テーマを示します。
主な研究テーマ
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球による電磁波の散乱 (球内外での電界分布) |
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