講義の目的,内容
昔から成熟した魅力あるまちには多くの人々が集まることから,都市の活性化,経済的発展の観点から現在,都市観光が着目されている.実際に東京,京都,横浜や欧米等の大都市は多面的な魅力を有し,多くの来訪客でにぎわっている.さらに,それにともなう観光・行動は物販,飲食,宿泊,展示,情報等のサービス産業を活性化させると共に,都市の歴史文化資源の保全や新たな文化振興を促すなど,都市の魅力と活力の向上に寄与している。授業では,国内外の都市観光(アーバンツーリズム)の現状,観光から見た都市の個性や魅力づくりのあり方等について講義を行う予定です。
学期スケジュール 都市観光のとらえ方(都市の特性,来訪客),都市特性に応じた都市観光活性化の取り組みについて,海外旅行における都市観光の実態把握,海外へのマーケティング方法,についてそれぞれ3回程度講義を行う予定である.
指導方法 適宜資料を配付しながら,講義を進める.
成績評価の方法 出席,期末試験を総合的に評価する予定
参考書
(財)日本観光協会編,観光地づくりの実践,(財)日本観光協会,\1,890
(財)日本交通公社調査部編,観光読本,東洋経済新報社,\1,900