コード 8262801 (秋)観光行動論 Travel Activity

3年次配当 選択 2単位


講義の目的,内容
  社会的な現象である観光流動も,個人個人の観光客の集合であるため,個人の観光行動がどのような要因で影響・規定され,どのようなシステム・メカニズムであるか理解することは重要と考えられる.本授業では,個人観光客の行動に焦点をあて,1)観光地・資源の認知,2)複数の観光地から特定の観光地・周遊ルートを選択,3)実際に観光行動を行ったのち評価を行う,という各3段階について講義を行う.いずれの授業もマーケティング分野の理論を基本として,極力定量的な観光行動の理解を行うことを目的とするため,ミクロ経済学,マーケティング分野への興味ならびに素養を有することを希望する.

学期スケジュール
 上述した3段階についてそれぞれ4週程度にわたり説明を行い,授業を進める予定である.

指導方法
 適宜資料を配付しながら,講義を進める.

成績評価の方法
 出席,期末試験を総合的に評価する予定

教科書
 マーケティング・サイエンス,片平秀貴著,東京大学出版会,\3300

参考書
  マーケティング戦略ハンドブック,松下芳生編,PHP研究所,\1200

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