技術資料 http://www2.toyo.ac.jp/~asahi/research/develop/operation.html（09.10.01以前）
技術資料 http://www2.toyo.ac.jp/~asahi/research/simulation/operation.html（09.10.01以後）
09.01.01 1st upload，09.10.01「0削除」

事前処理と事後処理

　新しいウインドウを開いたり，多数のグローバル変数を定義したり，シミュレーションの事前準備としての初期設定が複雑なときは，事前処理を述語preprocessにまとめて書いておくことができます．また，シミュレーション終了後の処理はpostprocessに書けます．

【書式】
[1] preprocess() <-> (...);　　　(...)に事前処理の述語を記述する
[2] postprocess() <-> (...);　　(...)に事後処理の述語を記述する

【モデル例】
//testpreprocess.set
preprocess() <-> 
	M.g:=10,
	getWp("text",Wp1),  //textウインドウを開く
	(Wp1>0)->(Wp:=Wp1) otherwise (wopen(Wp,"text")), Wp.g:=Wp, 
	xwriteln(Wp.g,"--- start ---"); //textウインドウに書く
inputsequence()=As <-> As:=genIndex(1,M.g);
initialstate()=c <-> c:=0;
delta(c,a)=cc <-> cc:=c+a, xwriteln(Wp.g,cc);
postprocess() <-> xwriteln(Wp.g,"--- end ---");

【動作】
処理前に，preprocess()でテキストウインドウを開き，Wp.gにウインドウ番号を保持する．
処理中は，テキストウインドウWp.gに各時点の状態ccを表示する．
処理終了時に，postprocess()でテキスト"--- end ---"をテキストウインドウに表示する．

【注意】
preprocess()のなかで，グローバル変数を記述するときは，「:=」を使います．