ネットワークトラブルと危機管理


迷惑メール(ダイレクトメール禁止、ねずみ講、ポルノサイト広告)
 チェーンメイル(「不幸の手紙」と「援助要請」)
 悪意のある「不幸の手紙」は、無視すればいい。
 善良な「援助要請:RH-血液を求む」は、確認をとってから。あなたが受信したときは、もう終わっているかもしれない。むやみに、メーリングリストに流さないこと。

オークション詐欺(C to C)

事例
 「売ります買います」「オークション」で、商品を送ったのに、お金が自分に届かない。反対に、送金したのに商品が届かない。詐欺は、明確に犯罪だ。

オークションエスクロウサービスを利用する。
 「エスクロウ」は「第三者預託」という意味。エスクロウサービスは、ネットオークションやオンラインショッピングなどの取引で代金を一時的に預かるサービスで、これを利用することで、詐欺事件やトラブル発生の可能性を大幅に減らすことができる。まず、買い手は、エスクロウサービスに代金を預ける。代金が預けられたら、売り手は買い手に品物を発送する。品物が買い手に無事到着した旨の連絡を待って、エスクロウサービスから売り手に代金が支払われる

ウイルス

パソコンの調子をみる
 勝手にメールを出してるみたい。
 最近自分のパソコンの調子がおかしい。
 →ウイルス対策ソフトを入手せよ。つねにバージョンアップせよ。週に1回はウイルスチェック。
ワームは動き回る
 サイト管理者は、毎日くらい、ログチェックせよ。とくに、ルートの動きに注意。
 自分の管理するサーバが踏み台になってるかもしれない。メールサーバが不審なメールを送信していないか。
 プログラム、メール添付書類(I love you)
 不審なメールは開かない。
 ブラウザにもセキュリティーホールあり。
セキュリティー情報
 団体:情報処理振興事業センター http://www.ipa.go.jp/security/
 窓の杜セキュリティー http://www.forest.impress.co.jp/article/security/
 マイクロソフト http://www.microsoft.com/japan/technet/security/

個人情報とCookie
 自分の個人情報は、むやみにホームページで公開しないこと。個人情報は、○○市の住人、乙女座、趣味は○○くらいでおさめる。
 公開の推奨は、「趣味の道」や「研究報告書」。
 Cookieをむやみに食べていると、自分が何が好きで、どんな本を読んでいて、どんな生活を送っているかのデータが収集されてしまう。便利になるなら、それでいいという人もいるし、嫌だという人もいる。

なりすましと個人攻撃
 あなたになりすました他人が、あなたの名前をかたって、メールを出したり、掲示板に書き込んだりしているかもしれない。
 身に覚えのない書き込みを見つけたら、「これは自分じゃない、なりすましかも知れない」と、すぐにアッピールすること。メールヘッダーを注意深く見ること。
 ときどき、検索エンジンで自分の名前をキーワードにして検索せよ。
 個人攻撃など、ひどいときは法的手段・制度的手段に訴える方法もある。東洋大学内には情報管理委員会がある。
参考:Web110番 http://www.web110.com/
参考:Web弁護士 http://www3.justnet.ne.jp/~ilc/

掲示板荒らし(電子掲示板で悪意あるメッセージを書き込む人)

ハッカー
 ハッカーとは、なにか(とくにパソコン道)を極めようとする人のことであって、善良なる求道ハッカーもいる。悪意をもって他人の情報資源を破壊しようとするものは、クラッカーという。クラックとは壊すこと。
 あなたの管理するサイトがクラッキングされたら、すぐに「踏み台にされた」可能性を疑うこと。
 スパムメールの踏み台 http://mail-abuse.org/

DoS攻撃(Denial of Service)
 あなたのサイトに、犯人が無数のアクセスをかけ、混雑させることにより、他の一般の人がアクセスできなくなる。

携帯電話、携帯情報端末
 いたづら電話(i-Modeで110番)。
 携帯電話や携帯情報端末のウイルスあり。

有害情報(子供を守る)
 メール:「ポケモングッヅが当たる」とか、子供宛にメールがくる。子供は、つい添付ファイルを開けてしまう。
 有害情報:ブラウザーの初期設定「規制」の項目で、簡単なフィルタリングができる。
 子供と商用サービス:「第5回デジタルキッズフォーラム」