MS-DOS
WindowsのCUIに、MS-DOSがある。javaプログラムを開発するときには、必ず利用することになる。
起動と終了
起動:スタートボタン→プログラム→アクセサリ→コマンドプロンプト(またはDOSプロンプト)を選択する。
終了:かならず、動いているプロセスを終了し、ファイル終了する。
プロンプトウインドウのサイズやフォントの設定:スタートボタンを押して、マウスボタンを離す→プログラム→アクセサリ→コマンドプロンプトの表示がでたら、それを右クリックし、プロパティーを選択する。
基本的な命令
やりかた:以下のようなコマンドを手入力し、リターンキーを押す。
ヘルプ:help なにはともあれ、これを実行せよ。
セッションの終了:exit
ディレクトリの移動:cd
ディレクトリのファイル名リストアップ:dir
ディレクトリの作成、削除:mkdir、rmdir
ファイルの内容表示:type
ファイルの複製、削除、移動:copy, del, move
実行ファイルの検索ディレクトリの設定(パスを設定):path
漢字コードはシフトJIS。
バッチファイルの作り方
手で入力することを自動化できる。たとえば、D:のrenshuというディレクトリで、プログラミング練習をしたいとする。メモ帳でyaruzo.batというファイルを作る。内容は、
D:
cd renshu
path=<実行ファイルの検索ディレクトリパス>;%PATH%
としておく。コマンドプロンプトで、yaruzoと入力しreturnキーを押すと、上記の内容が自動的に実行される。ただし、実行ファイルの検索ディレクトリパスとは、たとえば、C:\java\binなどである。そこには、java.exeやjavac.exeなどが格納されているだろう。
autoexec.batの作り方
上記のやり方では、いちいちバッチファイルを手で実行するので面倒だ。コマンドプロンプトを開いたときに、自動的に何かをやらせたいとき、autoexc.batをしようする。
作り方:まずsysedit.exeを実行する。すると複数のウインドウが開く。その中のautoexec.batウインドウで、set path=C:\JDK1.2.2\binなどと記述する。保存して、再起動が必要かもしれない。