講義の目的，内容

ベクトル解析とは一般的には電磁気学や熱力学・流体力学で利用され， ベクトルの微分積分が中心となることが多い． しかしながら， この講義では特にロボットの機構解析で多用される位置ベクトル（座標）と座標変換を 中心に説明する． この授業によって，幾何学（平面幾何・立体幾何）と 線形代数（行列とベクトル）との関連を理解してほしい．

授業スケジュール

授業スケジュールは以下の通りとする． 状況によって多少変更する可能性がある．

• 位置ベクトルの表現
• ベクトルの内積・外積
• ベクトルによる直線
• 行列の基本演算
• 並進変換と回転変換
• ベクトルの微分・積分

指導方法

演習問題を通して理解を深めるよう指導する．

成績評価の方法

小テストおよび試験により評価する．

テキスト

著者	書籍名	出版社	発行年	価格 （税込み）
E. クライツィグ著，堀訳	線形代数とベクトル解析	培風館	2003年	2520円

参考書

著者	書籍名	出版社	発行年	価格 （税込み）	備考
硲野，原，山辺 著	理工系の入門線形代数	学術図書出版社	1997年	1575円	「ベクトルと行列」の教科書

関連分野，関連科目

ベクトルと行列，線形数学，ロボットの機構と力学，

参考：　履修状況・単位取得状況

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