講義: 「情報処理基礎」  (春:火曜2限,秋:火曜2限)
演習: 「情報処理基礎演習」(春:火曜3限,秋:火曜3限)

(機械工学科1年生向け必修科目,春・秋学期に開講)

Introduction to Information Processing

担当者:
学期 講義 演習
春学期 神田教授 神田教授,松元教授
秋学期 神田教授 神田教授,松元教授

Last update on 2004-10-06


  1. 講義の目的,内容(概要)および授業スケジュール
  2.  カリキュラム上では,講義と演習と分かれていますが, 授業はその区別なく一体化して行います. 1学年の半分(偶数番)は春学期に,残りの半分(奇数番)は秋学期に受講してください.

     この授業では,以下の内容を予定しています.

     授業スケジュールはこちら.(学外からは見えません)

  3. 指導方法
  4. この授業では講義と演習を組み合わせて行いますので, ある程度は理解が深まると思います. しかしながら演習時間はそれだけでは十分ではありません. 授業中に何らかのトラブルで演習が進まないこともあるでしょう. そのため,空き時間を利用して,自発的に演習をすることをお勧めします.

    1年生としては,コンピュータリテラシー computer literacy を この授業で学ぶことを目標とすることにしました. コンピュータリテラシーとは, コンピュータを使った読み書き,すなわちコンピュータを道具として 使いこなすための技術です.コンピュータの専門家でなくても この技術は今後ますます必須となる技術です.

    この授業内容を実現するに当たり, 社会一般で使われているWindowsを利用するか, それとも専門家が使うUNIXを利用するか, いろいろと検討しました.

    機械工学科では長くUNIXを中心とした授業をしてきました. ここ数年,Windowsの世界も成熟してきて, 一方で,UNIXもユーザインタフェースが使いやすくなってきて, 今はどちらを使ってもあまり違いがなくなってきました. よってこの授業では,両方を使って比較してみることにしました.

    現実には多くの人は,パソコンの利用が中心になるでしょうから, UNIXを勉強しても意味がないと考える人もいるでしょうが, それは正しい理解ではありません.

    パソコンの技術革新の速度はとても速いので,そのアプリケーションプログラムの 使い方を覚えるのでは知識は長生きしません. この授業では UNIX を通してコンピュータの機能を理解することによって, 長く使える知識や技術の獲得を目標としています.

    UNIXを通して計算機の内部構成やネットワークの仕組み, あるいはソフトウェアの構成を学ぶと,単にパソコンだけを学ぶより はるかに世界が広がりますし,新しいソフトやハードが出現しても十分対応できる だけの知識を得ることができるはずです.

    このような考え方からこの授業内容は吟味されています. 私たちは,したがって,学生の皆さんが各自コンピュータを購入し, 各自の勉学に利用することは積極的に応援します.

  5. 成績評価の方法
  6. レポートおよび試験により評価する.

  7. テキスト
  8. 参考書

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Edited by Akihiro MATSUMOTO