学期 | 講義 | 演習 |
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春学期 | 神田教授 | 神田教授,松元教授 |
秋学期 | 神田教授 | 神田教授,松元教授 |
Last update on 2004-10-06
この授業では,以下の内容を予定しています.
授業スケジュールはこちら.(学外からは見えません)
1年生としては,コンピュータリテラシー computer literacy を この授業で学ぶことを目標とすることにしました. コンピュータリテラシーとは, コンピュータを使った読み書き,すなわちコンピュータを道具として 使いこなすための技術です.コンピュータの専門家でなくても この技術は今後ますます必須となる技術です.
この授業内容を実現するに当たり, 社会一般で使われているWindowsを利用するか, それとも専門家が使うUNIXを利用するか, いろいろと検討しました.
機械工学科では長くUNIXを中心とした授業をしてきました. ここ数年,Windowsの世界も成熟してきて, 一方で,UNIXもユーザインタフェースが使いやすくなってきて, 今はどちらを使ってもあまり違いがなくなってきました. よってこの授業では,両方を使って比較してみることにしました.
現実には多くの人は,パソコンの利用が中心になるでしょうから, UNIXを勉強しても意味がないと考える人もいるでしょうが, それは正しい理解ではありません.
パソコンの技術革新の速度はとても速いので,そのアプリケーションプログラムの 使い方を覚えるのでは知識は長生きしません. この授業では UNIX を通してコンピュータの機能を理解することによって, 長く使える知識や技術の獲得を目標としています.
UNIXを通して計算機の内部構成やネットワークの仕組み, あるいはソフトウェアの構成を学ぶと,単にパソコンだけを学ぶより はるかに世界が広がりますし,新しいソフトやハードが出現しても十分対応できる だけの知識を得ることができるはずです.
このような考え方からこの授業内容は吟味されています. 私たちは,したがって,学生の皆さんが各自コンピュータを購入し, 各自の勉学に利用することは積極的に応援します.