2015年11月1日東洋大学川越キャンパスにて,10回目となる「山車ロボットコンテスト」を開催しました.高校生14名(とサポート多数)が参加し,高校生が作った合計8台のロボットが競技に挑み,技術と芸術性を競いました.今年も芸術的な外見と工夫を凝らした動作のロボットが楽しいパフォーマンスを繰りひろげました.練習では他者のロボットの動きをみて闘志を燃やしたり,先輩後輩が協力してロボットを改善したりという様子が随所に見られました.本番では予定通り安定した動きを行なうロボットがいる一方,練習のようには上手く動かないロボットもいて,参加者だけでなく,観客もロボットの動きに一喜一憂しました.
今年は,高校の文化祭が重なったりしていて,例年よりも参加者が少なめでした.しかし,個々のロボットの装飾や動き,技術は上がってきていました.鐘をならす機構と電子音,ロボットの上を発車音とともに電車が走るパフォーマンス,ハロウィンからクリスマスに変貌するびっくり箱,LEDが美しく光るパフォーマンスなど,芸術的にも技術的にも面白いものが多かったです.
コンテストを見学し,参加者達へ声援をおくってくれた見学者の方々,ありがとうございました. ◆山車揃いと記念撮影
技術点,芸術点が最も高かったロボットがそれぞれ表彰されました. 最優秀技術賞...新座総合技術高校1年 村田 澪 さん 「箱(ボックス) 号」 また,印象的な外見とパフォーマンスをしたロボットが審査員特別賞に選ばれました. 審査員特別賞(JAPAN ROBOTECH社賞)...大宮工業高校 佐々木・紅谷・小田 組 「川越線電化30周年 号」
◆スタッフ&審査員 審査員....長谷川淳 様 (JAPAN ROBOTECH社) 実行委員...東洋大学理工学部機械工学科 松元明弘,山川聡子,山田和明,横田祥 協力(アルバイト)......東洋大学 ロボット工学研究室,群知能ロボット研究室,ヒューマンロボットインタラクション研究室 |
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