東洋大学機械工学科
一年生必須科目「機械工学序論」の一部で実施中

  A班結果(2015年6月30日)


◆各競技項目の最優秀チームと結果◆ 名前は学籍番号順です

1.最長距離(3回走行した中の最長距離で競いました)

    村川 祐樹君,両澤 裕太君,山口 康輔君のチーム

    記録 8341[mm](壁に到達したため,ここで計測終了.壁に到達した2チームの勝者.8.58m)

2.速度(1m地点を通過するまでにかかった最短時間で競いました)

    渡邉 航太君,相田 浩輝君,荒瀬 和基君のチーム

    記録 0.47[s]

3.安定性(3回走行した走行距離の平均値で競いました)

    松本 英峻君,矢川 惇人君,山下 諒也君のチーム

    記録 8353[mm](3回とも壁に到達)

4.アイディア(皆さんに最も「すごいな」と思ったチームを投票してもらって決めました)

    塩谷 和也君,島村 奎太君,高橋 晃君のチーム

    ゴムを巻きためておく「ちょんまげシステム」というキャッチーな名称の機構で,しっかり走行して票を集めました.



◆チームごとの写真◆






                             



◆感想など◆

 全21チームの平均走行距離は4.4mでした.今回の班も各チーム共に平均してよく走っていたと思います.

 そして,競技時間が短かった.計測チームの要領が良かったこともありますが,大きな要因は準備時間(ゴムを巻く時間)が短かったことだと思います.つまり,メンテナンス性がいい車体が多かった.これって工業製品には大事ですよね.

 壁に到達した2チームは,2チームとも壁にぶつかった後にまだタイヤが廻ってました.3回とも壁にぶつかったチーム(安定性優勝チーム)は,タイヤ径が大きく,長いゴムをかなり巻いていましたが,タイヤに手を引っかけて手早く巻いていました.競技後に場所を変えて2チームで一騎打ちをしました.これは残念ながら2チームとも曲がって壁や机にぶつかってしまいました.この一騎打ちの勝者の記録は8576mmでした(最長距離優勝チーム).このあと,廊下でも走行させたのだけれど,2チームとも同じ方向に曲がっていきました.そういえば,昨年や先週の最長記録チームも廊下だと同じ方向に曲がったと思います.これは廊下の床に高低差がありそうだな.

 アイディアで票を集めたチームは,謎の「ちょんまげシステム」搭載.これは車体上部にゴムを巻いておく滑車(これがちょんまげのようだと言うこと)をつけておき,最後にこの滑車がゴムを巻ききると弾かれるように少し加速します.滑車の回転が目の錯覚を引き起こしそうで見ていても面白かったです.しっかり走っていましたし.この名前のキャッチーさも手伝って票を集めたように思います.自分のアイディアに良い名前をつけたり,うまくアピールすることも大事だよね.


 質問などは1号館4階1432室山川,もしくは1434室山田先生まで.